勝って驕らず負けて腐らず

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　先日のアクトパス跳会議に際して、全国の会員施設様に最近の業績アンケートをお願いしたのですが、1月～3月は概ね絶好調で、客数や売上が昨年対比120%超えや、コロナ前（2019年）の水準すら超えているという施設も少なくありませんでした。

昨年の春といえばまだコロナが5類移行前で、ニュースでも感染者数や変異株などの話題が多かった時期ですので、それと比べて現在好調というのは自然な成り行きではありますが、アクトパスクラブ会員の皆様は勉強熱心で、改善のための様々な取り組みを続けておられますので、業績の伸びに一層拍車がかかっていると言えましょう。

最も早い統計である内閣府の消費動向調査を見ても、完全にコロナ前の水準に戻っているようです。

ところが、4月に入ってから、ややペースダウンしている傾向が見られます。特にネガティブな問題が起きているわけではないのに、全国各地の施設でなぜか1月～3月と比べて減少傾向となっているのです。

例年の季節指数で言うと、4月は年度替わりや花見などの影響を受けつつも、比較的堅調な月で、2月や3月と比べて特に業績が落ちるという月ではありません。

短期的な業績は、天候やカレンダーの並びの違いなども影響しますので、あまり目先で一喜一憂するべきではないのですが、平日の平均売上が先月や昨年よりも減少しているとしたら、やはりその原因が気になります。

ひとつ思い当たるのは、1月～3月が好調過ぎたのではないか？ということです。

1月は元々正月休みを含む繁忙月ですが、2月～3月はいったん落ち着くのが通常です。ところが今年は2月～3月も好調だったために、ずっと忙しい状態が続いたわけです。

そうなると、
・館内混雑による利用者の満足度低下
・運営的に細かいところまで手が回らず満足度低下
・目の前の業務で一杯になり、翌月以降の企画や仕掛けが不十分
・現場スタッフの…

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