嗜好品

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今日は 2022年6月21日です。

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生活習慣は狙い目

 日本人でコーヒーを毎日飲む習慣がある人は10代で約半数、40代では8割を超えるという調査データを見たことがあります。そのくらい、コーヒーは欠かせない嗜好品であり、生活習慣になっているということです。

そのコーヒーをいつどこで飲むのかというと、自宅で淹れたり、飲食店で飲んだり、缶コーヒーで済ませたりと、いろいろな手段があるわけですが、近年急速に存在感を増しているのがコンビニコーヒーです。

各社ともだいたい100円くらいの求めやすい価格設定ですが、その場でコーヒーマシンが豆を挽いて抽出してくれますので、とにかく美味しい。品質的にはよほど豆や淹れ方にこだわらない限り、コンビニコーヒーに勝つのは難しいでしょう。

手頃な価格で美味しいコーヒーが飲めるのですから、シェアが高くなってくるのは自然の成り行きと言えます。

店にとっては「コーヒーが飲みたくなったからコンビニに立ち寄る」という来店動機が生まれます。それに加えて、取扱い商品の中では高粗利率ですから、もはや欠かすことのできない主力商品となりました。

非日常的な魅力やとびきりの価値を創り出すことも重要ですが、生活習慣マーケットに食い込むという戦略の底堅さを感じます。

 以前、コンビニエンスストアが狙いをつけた生活習慣がもうひとつありました。それは飲酒です。

2018年にセブンイレブンが「100円生ビール」を試験的にスタートし、その後すぐに中止にしたことを覚えている方もいらっしゃるかと思います。

間違いなく大きな反響があったのに、なぜ突然中止になったのか。

飲酒運転問題、未成年飲酒問題、店頭喫煙問題、国税庁あるいは業界団体からビールの安売りに対する圧力がかかったのではないか…様々な憶測が飛び交いましたが、真相は分かりません。

もし、あのままコンビニの「ちょい生」が全国に普及していたら…

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