万事塞翁が馬

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今日は 2022年9月21日です。

注目の業界ニュース

【謎のサウナ就活に潜入！】
https://youtu.be/9BBIaTkDmFs
時折話題になるサウナ施設での就職活動。
企業側・就活生どちらからも「距離が近づく」というコメントが出ています。
マッチングという就職活動の目的達成に、サウナによるリラックス効果は強力な味方になりそうですね。

万事塞翁が馬

　少し前のニュースで、「内装材また値上げ　壁紙や床材など7～12%、サンゲツが10月から」という記事が掲載されて、気持ちが重たくなりました。

https://www.asahi.com/articles/ASQ6K540QQ6KULFA016.html

サンゲツというのは壁紙や床材の大手メーカーで、温浴施設の内装にもよく使われてます。

昨年から数ヶ月おきに1割～2割程度の値上げという発表が繰り返され、気が付けば内装材のコストは2倍近くに上昇しています。

これは内装材に限ったことではなく、建築設備内装のあらゆる分野で部材の値上げや入手困難、そして施工コストの上昇が起きており、工事費の高騰はとどまることを知らない状況です。

少し前までは、「温浴施設の建築コストは坪単価200万円を超える例が多々ありますよ」と言うと、えっ？と驚く人が多かったのですが、今は「そういうものでしょうね」と理解されるようになりました。

工事費の高騰に加えて、食材などの各種仕入れ価格の上昇、電気ガスなどのエネルギーコストの上昇、さらに最低賃金の上昇と、温浴施設の経営環境にはマイナス要因ばかりが並んでいる状況です。

これだけ揃うと、とにかく早く平常に戻って欲しいと祈るような気持ちになったり、あるいは、もう温浴ビジネスはダメかも…と諦め気分になるところかも知れません。

このような同時多発的マイナス要因が今後どうなっていくのか。その近未来予測は9月28日のセミナーでご説明したいと思いますが、私は楽観的にとらえています。

これまでの温浴業界は…

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