緑のエプロンを着けた男女のスタッフがノートパソコンを見ながら話しており、上部に「売上=客数×客単価」の文字が入っています

温浴施設のお客様一人ひとりの利用内容や支払われる金額は、当然ながらバラバラです。入館料だけでサッと帰られるお客様もいれば、マッサージを受け、飲食を楽しみ、お土産まで買って帰られるお客様もいらっしゃいます。

ところが、1日の来館客数が何十人、何百人という規模になり、日々同じように施設を運営し、同じサービスを提供していると、全体の平均客単価はだいたい一定の金額に落ち着いてくるのです。
大数の法則と言いますが、毎日の売上を見て「うちの客単価はだいたいこれくらい」という感覚をお持ちの経営者も多いのではないでしょうか。

しかし、その平均客単価を日別に細かく追ってみると、毎日きれいに同じ数字が並んでいるわけではありません。実際には、日々目まぐるしくアップダウンを繰り返しています。

平日と休日で入館料を変えている、回数券の特売セールを実施した、あるいはまとまった団体利用があったといった場合は、客単価が変動した理由は明白です。しかし、そうした特別なイベントや施策がない普通の日であっても、客単価は必ず上下に変動しています。

実は、この「日々の何気ないブレ」の中にこそ、業績を大きく伸ばすチャンスが潜んでいるのです。

あるサウナ施設の実例をご紹介しましょう。

この施設は1日の来店客数が数十人規模の小規模な店ですが、ある月の月間の平均客単価は…


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