オッパッピーと子供客

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「はい！オッパッピー！！」

仕事終わり、自宅近くの銭湯でサウナに入っていると、テレビから懐かしいフレーズが流れてきました。

声の主は、お笑い芸人の小島よしおさん（47）。

2007年頃に大ブレーク。『エンタの神様』を始め、様々なバラエティ番組に引っ張りだこで、一時期はまさに「観ない日はない」といった状況。
私は当時小学生でしたが、クラス中の男子がこぞって「オッパッピー！」と叫んでいたことを思い出します。

しかし、そんな絶頂期をピークにテレビ露出は激減し、最近は懐かしの芸人扱いされている印象でした。

が、その日はそんな彼が『アナザースカイ』に登場していました。ゲストが思い出の場所を訪れてエピソードを語るトークバラエティ番組です。

出身地の沖縄の自然が映され、「綺麗だなー」と眺めていると、次のシーンで現在の営業先の様子が流れてきました。

なんとびっくり、イベント会場はどこも超満員で観覧者に溢れかえっています。どうやら地方営業を中心に再ブレイクを果たしていたようです。

その様子を見ていて、あることに気づきました。

それは、子供客の圧倒的多さ。十数年前と変わらず、小島さんと息を合わせて、子供達が「はい！オッパッピー！」と楽しそうに叫んでいます。

名ギャグは時代を越えることを改めて感じたのと同時に、子供達にウケるギャグだからこそ、イベント会場がお客様で溢れ返っているのだと分かりました。

子供むけライブはテレビの仕事が減り始めた時から始めたそうですが、子供は大人より集中力がなく、飽きるとどこかに行ってしまうため、試行錯誤をしながら、一緒に歌ったり踊ったり、「コール＆レスポンス」をやって盛り上げるという形に行きついたそうです。

子供客には、彼ら彼女らを連れてくる「保護者」が必ず要ります。つまり…

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