未来に向けた割引販促

有料メルマガ「日刊アクトパスNEWS」会員の皆様

今日は 2022年9月6日です。

注目の業界ニュース

【これは面白い！　〈ニューエラ〉の“サウナハット”！】
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d2717cfe1d63fe1e8d45f2ae3c53e22137d1af8
メジャーリーグ唯一の公式キャップブランドである、ニューエラがサウナハットを販売するそうです。
創業以来100年以上培われてきた技術が、いかにしてサウナ体験と結びつくか楽しみですね。

　先日Twitterを眺めていると、CDショップのHMVが発信したツイートが目に飛び込んできました。

「(このツイートを)リツイートしてくれたら4,000円以上お買い上げで700円オフ」。

発売して間もない国内盤CDや書籍の多くは法律(再販制度)により割引できないはずなのですが…このクーポン画像を拡大してよく見ると「本は対象外」「再販商品を含む一部商品は対象外です」と小さな文字で書いてありました。

※再販制度について
https://www.riaj.or.jp/f/leg/saihan/

何も知らないと、ちょっと「だまされた」気分になるかも知れません。しかもツイッターで拡散を促すなんて…あまり感心しない手法ですが、ここまでしないと集客できず、厳しい経営環境にあるということなのでしょう。

20年以上前から、HMVは輸入盤セールを積極的に行っていました。輸入盤は買切仕入(国内盤は返品可)となるので、過剰在庫の処分という意味合いがあったのですが、これは洋楽ファンには大好評で、その時になると店のコーナーの棚を端からチェックし、何時間も滞在する人たちがたくさんいました。

小売店は在庫を回転させる必要があるので、時に割引を行います。しかし、今回のツイッターのクーポンと昔の輸入盤セールとでは、同じ割引でも大きく印象が異なります。

前者は…

---------
この記事は会員限定公開となっており、全文は表示されておりません。

メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」をご購読いただくと、毎日全文がメールで届きます。

メールマガジンご購読のご案内はコチラです。