
「メルマガ」の記事一覧

なぜそうなっているのか?フィンランドサウナの最先端に学ぶ(1)
- 公開日:
フィンランド大使館商務部の上席商務官、ラウラ・コピロウさんを迎えたJAPANサウナ・スパEXPO2025の講演では、都市化に伴い厳しくなったフィンランドの公衆サウナ事情と、新たなビジネスモデルへの挑戦が議論されました。公衆サウナの現状や日本の銭湯がたどった道のりと比較しながら、従来の枠を超えた革新的な施設づくりのヒントが提供され、温浴業界における変革の可能性を感じさせる内容です。

お風呂のチカラ(JAPANサウナ・スパEXPO講演録)
- 公開日:
乳がん経験者が安心して大浴場を楽しめるイベント「乙女温泉」。家族風呂や個室ではなく、あえて大浴場でお互いの傷口を見せ合い笑い合うことで、自己肯定感や仲間意識を育み、施設にとっても新たな集客チャンスを生み出しています。「お風呂に入ればみんな友達」という力を体現した社会的意義の大きい取り組みです。

どうなる?これからのサウナマーケット
- 公開日:
「JAPANサウナ・スパEXPO2025」セミナーでの講座で、25,000台のサウナウォッチ利用者データに基づき、平均サウナ入浴時間が9分03秒で、特に8分と10分で退室する人が多いことが明らかになりました。この統計は、浴室設計やサウナ運営の指標として初の根拠となり、入門者が時計に頼る現状と、本来の快適な入浴体験とのギャップを浮き彫りにしています。

インフラ老朽化と温浴ビジネス
- 公開日:
今年最後のメルマガで、温浴業界の2024年の動向を振り返ります。能登半島地震を契機に、老朽化した上下水道や送電設備の更新が急務となる中、今後の水・エネルギーコスト高騰への対策、さらにはオフグリッド化と省エネ技術の導入が温浴施設の生存戦略として求められると論じています。

ミスマッチなクチコミを防ぐ
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「期待外れ」のクチコミは、情報不足によるミスマッチが原因かも?馴染みの中華料理店の事例から、温浴施設が学ぶべき情報発信の重要性を解説します。ホームページでの詳細な情報提供が、顧客満足度向上と集客力アップの鍵!具体的な情報発信のポイントと、アクトパスの集客力無料診断をご紹介します。

単なる集客装置ではない
- 公開日:
温浴施設はよく「集客装置」と言われがちですが、コンビニの客数・単価と比べると、その投資リスクや滞在時間、利用者の「ウェルビーイング」への関わり方が大きく異なります。
単に人数や売上を追うのではなく、「時間消費装置」かつ「ウェルビーイング体験装置」という観点を踏まえ、どのように利用者と付き合っていくかを考えることが、新たなビジネスチャンスにつながるでしょう。

ハラダ現場レポ 新規オープン施設から(12)
- 公開日:
施設がオープンして約4ヶ月。現場を支えているスタッフそれぞれの多忙さは、工夫と学びのきっかけが詰まっていると感じます。
マニュアル化や人員配置の見直し、スタッフ同士のアイデア共有をシステム化することで、“忙しさ”をプラスに転じ、最終的にはお客様にとってさらに魅力的な温浴施設を目指しています。

サウナマーケットは入門者
- 公開日:
サウナウォッチユーザーの実態データによると、平均サウナ入浴時間は1回あたり9分03秒。
ちょうど8分や10分で出る方が多いという事実からは、「まだサウナに不慣れな入門者が多い」という印象も見えてきます。
サウナは無理して長く入るものではなく、自然に「はぁ〜」と声が漏れるような心地よさを基準にしたほうが、本来のリラックス効果を得られるのではないでしょうか。