「メルマガ」の記事一覧
人手不足と身だしなみ(2)
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「それがルールだから」に従ってきた上司や先輩は、ある意味で思考停止しています。
疑問を持つ力がない、もしくは失われてしまっているのです。
「なぜ?」と思える、考える力があるスタッフは、そのような環境には見切りをつける傾向があります。
例として身だしなみを挙げましたが、会社のルールや基準に納得できる理由を説明ができるかどうか、この機会に見直してみることをおすすめしたいと思います。
温浴施設の圧縮付加法
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集客を焦って、広告宣伝や割引販促ばかりしていても、実際の利用満足度が低ければ来たお客さまは定着してくれません。
施設を余すところなく使って、お客様を喜ばせる工夫でぎゅう詰めにする。その工夫や努力のひとつひとつが誰かの心に響き、リピートや口コミにつながっていって、やがて施設がたくさんのお客様で溢れるようになるということをあらためて感じました。
逆に言えば、スカスカや余剰スペース、空間を立体的に活用していない部分があったら、それらはすべて成長余地だということなのです。
緩めてととのえる
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「緩んでいる状態が整いやすい」という意味では、温浴にも同じような効果があります。サウナと水風呂という過激な温度差刺激を経て、外気浴で休んでいる時がまさに緩んでいる時ですが、温浴の場合は筋肉だけでなく、全身からさらに精神までを緩めることができると感じています。
極度の緊張からの反動による心身の弛緩です。
この外気浴休憩のディープリラクゼーションタイムに、単にととのい椅子でぐったりしているだけというのは勿体ないのではないか?と思うのです。
緩んでいる時こそ整いやすい時ですから、その時に休憩しているだけでなくて、積極的に心身を整えるための行動をとると効果的なのではないか、ということです。
人手不足と身だしなみ
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今、温浴施設の業界を見ていると「個」を発揮して、自分も楽しみながらお客様を喜ばせようとしている方が力を発揮しているように思います。
「個」を発揮しやすいワンランク上のルールや基準、受け入れ態勢を築くことで、これまで採用できていなかった層を人材としていく可能性が広がることを期待したいです。
これから重要になる遊戯コーナー
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観光需要が回復しつつある中で、サウナーと非サウナーが一つの団体に混在するケースも増加していくと思います。両者の満足度を高める上で、これからは遊戯コーナーの強化がキーになる予感がしています。
また、代表の望月が過去メルマガで何度かお伝えしている「滞在時間が上がれば客単価も上がる」ということも実感することができました。
異業種が狙うサウナマーケット
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温浴業界の外からこのような動きがある一方で、当の温浴施設は「たしかにサウナファンは増えたけど、付帯部門の利用率が低く客単価が上がらない…」と悩んでいるのはどうしてなのか、と感じずにはいられません。
うかうかしていると、温浴施設とは直接関係ないところで次々とビジネスが成功し、肝心の温浴マーケットは低迷したままになりかねないという危惧を持っています。