
「メルマガ」の記事一覧

サステナブルな温浴マーケットのために
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未来の温浴ファンを育てるには、子どもや若い世代が温浴施設を「楽しい」と感じる体験が不可欠。少子高齢化が進む時代だからこそ、ファミリー向けのハード・ソフト両面の整備が“次の世代”を呼び込み、20~30年先にも活きる「サステナブルな温浴マーケット」への鍵となるでしょう。

あらためて「汗流しカット」
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水風呂は一番汚れやすく、汗をかいたまま入ると塩素と汗の汚れが反応し、いわゆる“塩素臭”が強まります。『水風呂は塩素臭い』と感じる要因には、施設の管理だけでなく利用者のマナーも大きく関係しているのです。初心者サウナーが増えている今、改めて“水風呂に入る前は必ず汗を流す”ことを周知・啓蒙していく必要があるでしょう。

Google口コミ返信のAI活用
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Google口コミの返信作業にAIを活用する例が増えています。丁寧な返信姿勢を維持しながらも、AIが「感情調整器」として働き、感情的になりやすい否定的コメントへの対応を冷静かつ建設的に行えることが最大のメリット。また、ChatGPTの「GPTs」などを使い、施設情報や返信フォーマットを事前登録しておけば、文章作成の手間を大幅に削減することも可能です。ただし最終的には、人が確認して温かみのある表現に調整することが重要。AIは日進月歩で進化しているため、今後さらに効率的かつ心の伝わる口コミ返信を実現する可能性があります。

温浴技術の進歩(2)
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約2000年前の古代都市ポンペイで見つかった大規模浴場遺跡が、現代の温浴施設とそっくりだと報じられました。浴槽の形状や深さ、吐水口など「人が快適に入浴するための形」は古代から現代まで変わらないとも言えます。しかし、一部の富裕層しか楽しめなかった贅沢な温浴を日常化・大衆化する方向へ、温浴は歴史をかけて進化し続けてきました。さらに上質で個別の好みや体調に合わせた入浴体験を、より多くの人が享受できるようになることが、今後の温浴業界の大きなテーマといえそうです。

ハラダ現場レポ、新規オープン施設から(8)
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茨城県の温浴施設「お湯むすび」での現場経験から、スタッフが持つ「好き」や「得意分野」が業務の質を高める大きな力になることを実感しました。写真が得意なスタッフがSNS用の写真撮影を担当したり、書道やアパレルの経験があるメンバーが館内のPOPや物販コーナーを工夫するなど、“趣味”が仕事に直結。企業や施設が「好き」を認め合い、それを活かす環境づくりを行えば、スタッフのモチベーション向上やサービスの幅を広げる新たな可能性が生まれると感じています。