株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「メルマガ」の記事一覧

温浴業界の2024年を振り返る(3)

2024年は小規模サウナ施設の活躍が目立った年でした。限られたスペースと人員であっても、飲食サービスや独自のノウハウをうまく活かし、大きな可能性を示しています。サウナヘヴン草加さんのセルフ調理型メニューや山賊サウナさんの飲食店ノウハウを活かしたサービスなど、ハード面だけでなくソフト面での差別化が重要性を増し、飲食や医療、格闘技など異分野出身の事業者の参入により、新しい価値が生まれつつあります。今後も小規模サウナ施設の参入が増え、独自性を打ち出した新たな動きがさらに加速していくでしょう。
熱波甲子園授賞式の様子

温浴業界の2024年を振り返る(2)

2024年はサウナ内サービスが急速に進化し、熱波・アウフグース・ウィスキングなど多彩なメニューが登場しました。すぐに売上アップに直結するわけではありませんが、新たな価値提供や他店との差別化につながる可能性を感じます。理想を言えば、熱波やアウフギーサーは施設でしっかり働きながら毎日サービスを提供できる体制を築くことが望ましく、ゲスト熱波師を呼ぶ際も、サービス側と施設側が互いに敬意を払いつつ技術を磨き合う関係が理想的です。2024年に盛り上がったサウナ内サービスの火を絶やさず、施設もサービス提供者も共に成長してほしいと願っています。
北海道旭川のスパ&サウナ施設「オスパー」の公式ホームページ

温浴業界の2024年を振り返る(1)

2024年は「WEB集客元年」と呼べる転機の年でした。旭川の「SPA&SAUNAオスパー」さんの例では、SNS(X)の徹底運用、SEO対策を施したホームページの構築、Googleビジネスプロフィール(MEO)の整備、そして店頭販促との連動が見事に相乗効果を生み出し、「サウナ 旭川」での検索上位表示・集客アップにつながりました。これはポスティングや新聞広告といったアナログ販促だけでは得られなかった効果であり、今後温浴業界全体が取り組むべきWEB集客のモデルケースといえます。
訪日外国人客数推移グラフ(2015-2024年)

いつ踏み切るのか

インバウンド市場が急伸し、温浴施設にも外国人の入浴ニーズが高まっています。長年課題だったタトゥーやマナー問題、館内表示・スタッフ対応なども、時代とIT技術の進歩により解決の道が開けてきました。観光庁の調査では、訪日外国人の「今回したこと」よりも「次回したいこと」で温泉入浴の比率が大きく増えており、温浴業界としては期待に応える準備と、取り組みを「いつ踏み切るのか」が問われています。
階段状の矢印と「NEXT STAGE」の文字が描かれたシンプルなデザイン

ステージを上げる

一度注目を集めただけでは本当の「ステージ」が上がったとはいえず、その時に現場の受け入れ態勢を強化し、さらに新しいチャレンジを続けてこそファンや顧客をつなぎとめ、次のステージへと進めるのだと実感しました。昔のヒット曲や昔ながらのやり方に頼り続けるのではなく、常に新しい試みや価値を提供し続けることが、淘汰されずに「ステージを上げる」ための鍵だと感じています。
ハイボールの宣伝看板やジムビームのボトル、居酒屋での記念写真、ハイボールのジョッキのコラージュ

タイミングとご縁(2)

古民家立ち呑み居酒屋や「100日後に死ぬワニ」の例から分かるように、人は「今しか味わえない」「先が見えている」と感じると、行動を変えるものです。温浴施設経営でも、将来のビジョンを共有することで経営判断や行動が変わるケースは多いのですが、そのタイミングや現実感をうまく伝えられるかどうかは「縁」や「運」による部分も大きいと感じています。
温泉の浴槽の縁に置かれた木製の湯桶

タイミングとご縁

長年のコンサルタント経験から、どんなに再生可能性があった事業でも、その成功はタイミングや縁に左右されると実感した話です。過去に携わった温浴施設再生案件では、改善の可能性がありながら、当時の知識や状況ではスムーズに再生できず、結局オーナーが事業を手放す結果になりました。今の知識で当時に戻れたなら成功させられたかもと思いつつ、実際には完璧な再生法など存在せず、成功にはタイミングと運、人との縁が大きく影響することを改めて考えさせられるエピソードです。
スマートフォンとPCでデジタルメモを確認する手元の画像

オンラインのメモ管理術

オンラインミーティングや情報量の増加に伴い、メモの取り方を見直すことが求められています。無料で使える「Google Keep」をはじめとするクラウドメモアプリを活用すれば、検索・分類・同期が簡単で、画像やURLの管理も容易になります。記憶力が衰えがちな中年以降の方でも、かさばらず過去の情報を蓄積しやすくなり、効率的な情報管理が可能になります。IT技術の進歩に追随し、自身の業務効率を維持・向上するためにも、まずはメモの方法を見直してみてはいかがでしょうか。
キャッシュレスのスマートフォンと日本円の一万円札が並ぶ画像

〇〇キャンセル界隈

「現金キャンセル界隈」と呼ばれる、現金払いしかできない店舗やサービスを避ける動きが広がっています。Z世代の3人に1人が現金支払いのみなら利用をやめると回答しており、今後もこの傾向は拡大するでしょう。温浴施設においても、物販や飲食の付帯売上を伸ばすためにはキャッシュレス対応が不可欠です。手数料コストはかかるものの、多様な決済手段を用意しておけば、お客様の利便性向上と売上アップにつながります。時代の変化に合わせ、先手を打った対応を検討すべきです。
日帰り温浴施設とサウナビジネスの現状および成功戦略をテーマとした講演資料

セオリーを踏まえて、セオリーを打ち破る

温浴業界の成功ルールである「セオリー」を学びながらも、そこに留まらず新たな価値を生み出す時代が到来しています。アクトパスのオーソドックスな理論と、TTNEが打ち出す斬新なサウナ提案の両方を知ることで、新たな可能性が拓かれるかもしれません。サウナブームなどの追い風がある一方で、人口減少や運営コスト増など課題は山積。過去の成功モデルをただ焼き直すのではなく、セオリーを活かしつつ超える発想が、温浴ビジネスの未来に求められています。

新・サウナ開業塾 お問合(zoom面談)