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今日は 2022年3月10日です。
サウナ愛好家減少とは?
先日、一般社団法人 日本サウナ・温冷浴総合研究所が2017年より続けている「日本におけるサウナ・温冷浴の実態調査」の結果がリリースされました。
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M104297/202203048199/_prw_PR1fl_qAf6lFdh.pdf
タイトルは衝撃的で、「サウナ愛好者人口、調査開始以来『初の大幅減』で1000万人減少。都市部は堅調なものの、地方での減が顕著に」と書かれています。
そんなはずはないのでは?と思いながら読み進むと、少し謎が解けてきました。
この調査では1年に1回以上サウナを利用した人を「サウナ愛好家」としており、1年に1回から2〜3ヶ月に1回程度までの人をライトユーザーとしてカウントしていましたので、そのライトユーザーが前年比で激減したというのは、確かにそうかも、と思います。
また昨年はコロナ禍で地域によって緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返されましたので、行きたくても行けなかったユーザーがいたことも間違いありません。そうした人たちは「サウナに行く回数が減った」と回答するでしょう。
年に1回から数回程度のライトユーザーは、まだサウナ利用習慣が身についているわけではありませんので、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置で外出が制限されても、それほどサウナに対する渇望感が高まったということではなかったのかも知れません。
ライト/ミドル/ヘビー各層の愛好家数前年推移を見ると、ライト▲52%、ミドル▲12%、ヘビー▲25%の減少率です。
人口換算で言うと、それぞれライト▲855万人、ミドル▲71万人、ヘビー▲83万人ですから、冒頭タイトルの『1000万人減少』というのは、ほとんどがライトユーザーの動きが止まったことによるものだということが分かります。
それにしても今回の調査結果は…
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