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今日は 2022年2月16日です。
明るい気分
HCJ2022テルマエJAPANセミナー、トップバッターとしての講演も終わってひと安心。
今年は自分の講座はひとつだけにしましたので、あとは豪華講師陣の刺激的なお話に耳を傾けながら情報収集するだけ。気楽な身分です。
昨日の話のなかで最も刺激的だったのは、日本サウナ学会代表理事で慶應義塾大学医学部腫瘍センター特任助教の加藤容崇先生のお話でした。
私も以前から、年間40兆円を超え、平成元年の倍以上の水準に膨らんでしまった国民医療費に違和感を覚えていました。
また年金枯渇問題も、皆が元気で生涯現役ならそこまで深刻に考えなくても良いわけで、温浴の普及こそが様々な社会問題を解決する方法であると考えています。
加藤先生のお話は、医師の立場から温浴の意義を説かれていて、非常に示唆に富んでおりました。
以下、私なりのメモですが、箇条書きで要旨をお伝えします。
・国がいくら早期発見の警鐘を鳴らしても、がん検診の受診率は15%で頭打ち。ネガティブエモーションだけでは人は動かない。ポジティブな健康づくりの動機づけが必要。
・楽しい、面白い、気持ち良いといった側面を持つサウナで健康になった方が警鐘よりも効果的。
・フィンランドでは国民約6万人に対し、1960年代から2013年まで50年間に渡りデータ収集を継続するという大規模な調査が行われ、サウナの健康増進効果が確認されている。
・その調査では、サウナに入る習慣を持つことで心筋梗塞のリスクが約50%低下することがわかっている。具体的なメカニズムは血管の柔軟性が高まることにある。
・日本では高血圧の治療のため…
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