「アクトパスクラブ」会員の皆様、
今日は 2023年9月1日です。
映えは映えを呼ぶ
夏季休暇中、友人と勝浦の海へ遊びにいったのですが台風で大しけ。予定を変更し、近くのサウナへ行くことにしました。
訪れたのは、昨年8月に開業した勝浦海中公園内にある「eden」という施設。水着着用男女混浴、モダンな外装、スパとレストランの複合業態、海沿いに立地している点から、フィンランドで視察してきた現代型公衆サウナ「Loyly」や「Kuuma」を彷彿とし、「勝浦にこんな施設があったのか!」と驚かされました。
https://eden-katsuura.com/
浴場は完全オープンで、どこからでも勝浦湾が一望できます。撮影可能で、浴室に入るやいなやスマホ片手に写真を撮っている方が目に入ってきました。
オーシャンビューのサウナと水風呂に入り、一息ついていると、何か違和感を感じました。
他の利用客(女性二人組×3とカップル×1)がサウナには目もくれず、インフィニティ露天風呂でずっと写真撮影をしているのです。よく見るとメイクバッチリで、際どい水着を身に纏っています。
観察(調査のため)していると、友人同士でスマホを渡し合い、撮り合っています。カップルと思われる二人組の彼氏は、完全に撮影に徹しているようでした。
「次はこっちから歩くから、私がポーズをしたら海を撮って」
「はい」
(カシャッ)
「全然だめ。撮り直し」
「はい」
サウナに入りたそうで、気の毒に思いました。
その後も彼女たちは、お洒落なシマシマ模様の休憩ベットに場所を変えて撮影をしていましたが、結局サウナには入らなかった様子でした。(カメラマンの彼氏は撮影のスキマを縫ってサウナへ駆け込んで来ました)
後日、友人から「発見」というメッセージと共に、Instagramのリンクが送られてきました。そこにはedenにいた彼女達のイケイケな写真が並び、まずまずのフォロワーがいるインフルエンサーであったことが判明。
そのような人達を生で見たのは始めてだったのでラッキー♪と思ったのも束の間、投稿のラストに【#サウナ女子】と記載されているのを見つけ、思わず「嘘つけぇぇ!」とツッコんでしまいました。
彼女たちがサウナ女子かどうかは置いといて、その発信力は侮れません。
Instagramには、写真や動画に関連するアカウントを紐付ける…
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注目の業界ニュース
【サウナ語辞典】
https://books.j-cast.com/topics/2023/08/25021756.html
サウナに関する流行語を500語以上収録した『サウナ語辞典』が2023年9月6日に発売。サウナ研究家の草彅洋平さんと文化系サウナー集団「AMAMI」がまとめ、イラストはサウナーの浜竹睦子さんが担当しているとのことです。
温浴施設としても、最新のサウナ文化の流行ワードを学ぶことで、施設の販促やイベントのアイデア出しに活かせるかもしれません。