アウフギーサー望月義尚

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今日は 2022年6月15日です。

注目の業界ニュース

【「古戦場サウナ」燃料高騰でピンチ】
https://news.yahoo.co.jp/articles/c386b118470e98039d20368c5c70c155802374f9
電気代や燃料代の高騰に対して立ち向かう姿勢、工夫を学べるニュースです。

社内熱波師の育成(3)

 本日の夜、満天の湯で久しぶりのクラシックアウフグース(おひとり様200円)を披露いたします。https://mantennoyu.com/2022/06/01/2791/

ブランクがあるため、タオル振りのキレはイマイチかも知れませんが、延べ1万人以上を扇いできたベテランの技を体験していただければと思っております。

さて、メルマガ第1847号「社内熱波師の育成(2)」で、日常的にロウリュサービス(熱波イベント)を開催するためには、クラシックアウフグースを目指しましょう、ということを書きました。

クラシックアウフグースとは、アウフギーサー(熱波師)が自らのパフォーマンスを見せてお客さまを楽しませることではなく、サウナ室環境に合わせた最適な蒸気浴体験を、安全快適に提供することが目的です。

したがって、タオルを器用にクルクル回したり、難しい技術を披露する必要はないのです。

少々不器用な人でも、手順とトークを覚え、風を操る感覚さえ身につければ、誰にでもできるようになります。

私は2011年から2013年にかけて、温浴施設の現場で運営責任者をしていたことがありました。

今から10年前ですから、その当時は日本でロウリュを体験できる施設は数えるほどしかありませんでした。そこで、他店との差別化とリピート客を増やすために、定番イベントとして常時開催することにチャレンジしたのです。

常時開催というのは、蒸気発生と空気攪拌だけを目的にした簡易なロウリュタイムを1時間おき、そこにトークを加えてひとりひとりに熱波を送るスーパーロウリュイベントを2時間おきに実施するということです。

サウナブームでロウリュが珍しくなくなった現在でも、多くの施設では1日数回程度のイベント開催や機械によるオートロウリュであり、朝から晩まで高頻度に開催する施設は稀です。

私自身も毎日タオルを振っていましたが、それだけの高頻度開催をするためには到底ひとりではやりきれませんので、熱波を送れるスタッフを育成する必要があるのです。

当時、その現場では常時10名以上の社内熱波師を育成し、皆が通常業務の傍ら交代でイベントを担当していました。

社内熱波師を増やす方法はシンプルです。

まずイベント実施の手順とトークを書いたマニュアルを読んでもらい…

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