株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「育成」の記事一覧

アウフギーサー望月義尚

社内熱波師の育成(3)

クラシックアウフグースとは、アウフギーサー(熱波師)が自らのパフォーマンスを見せてお客さまを楽しませることではなく、サウナ室環境に合わせた最適な蒸気浴体験を、安全快適に提供することが目的です。
yellow and black vinyl disc record

現場の裁量

世界一と言われた店は人材に支えられていました。 売場を作っていたスタッフは、責任を与えられることで、良く勉強し、お客様のこともよく見て、マーケティング能力を磨いていました。
伝説の熱波師ロングトーク望月のタオル回し

社内熱波師の育成(2)

多彩なタオル技術、音楽や小道具を使ったエンターテイメント性の高い演出などは「ショーアウフグース」と言って、施設が日常的に高頻度で開催するロウリュサービス(熱波イベント)とは別の世界です。
food snow wood couple

社内熱波師の育成

先先日のサウナ開業塾で、熱波師育成について少しお話ししたのですが、この件を短い言葉でお伝えするのは難しかったので、この場を借りて補完しておきます。 まず、なぜ自社スタッフを熱波師に育成しなければならないか。 ロウリュをすることによる、サウナの満足度アップの効果は絶大です。 しかし、自店のお客さまをサウナファンにして、リピーターになってもらうためには、単発のイベントだけでは大きな効果は期待できません。 継続的に高頻度に開催し、その施設に行けば確実にロウリュを楽しめるという状態にするためには、外部から熱波師を招聘しているだけでは不可能ですので、社内に複数の熱波師を育成しなければならないのです。 熱波イベントは大変だから、最近流行りのセルフロウリュにすればいいんじゃない?と思うかもしれませんが、セルフの方がさらに難易度は高くなります。 加熱したサウナストーンに水をかける行為について、ほとんど知見を持たない素人にセルフロウリュをさせるのは大変危険なことなのです。 私が長年お勧めしてきても、セルフロウリュ化を躊躇する温浴施設が多かったのは、皆さんそれだけ難しいということが分かっているからです。