株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「安全衛生」の記事一覧

勿体ない施設

勿体ない施設

立地やスペックを見ると、大変なポテンシャルがある大型温浴施設。リニューアルされた、その施設を訪れた平日の21時はガラガラで、お客様は数えるほど。 フロントは清潔できれいなのになぜだろう、と不思議に思いながら浴室に向かうと見えてきた勿体ない点。

SOSボタン

サウナ室横の壁に設置してある2つの赤いボタンがSOSボタンなのですが、それぞれ「サウナ室」と「ととのい室」とラベリングされたシールが貼ってあります。はじめは何かよくわからなかったのですが、サウナ室のモニターから流れるパワポ資料を眺めていたら、以下の説明が流れてきて謎が解けました。
レジオネラ症件数グラフ

レジオネラ菌感染症の動向

人を健康にするはずの温浴施設が、感染症の発生原因になってしまっては何をしているのか分からなくなります。5類になり社会活動が活発化してお客様が増えたらありがたいことですが、一方で免疫機能が弱った人たちをレジオネラ菌感染症のリスクに晒さないよう、安全衛生管理にはいっそう気を引き締めて臨む必要があります。
サウナと子供

子供とサウナ

親子連れ客の満足度を上げるためにも、トラブル防止のためにも、施設としての方針をまず明確に示していくことが重要と思います。 そこを基準にお客様の振る舞いが決まり、さらにルールが最適化され、よりレベルの高い環境とサービスが生み出されていくようになるのではないでしょうか?
SAUNAS

贅沢の味

先日渋谷に新しくできたSAUNASのプレオープンにお邪魔したのですが、9つのサウナ室はどれも高い技術とこだわりが投入された素晴らしいものでした。 https://saunas-saunas.com/ 最近オープンする施設は良いサウナが多く、一般消費者もどんどん体験を積み、目が肥えてきています。人は一度贅沢や快適さを知れば、元には戻りません。 しかし天然温泉と違って、作れるのがサウナの良いところです。消費者の進化スピードに負けないよう、良いサウナを追求していきましょう。
黙浴POPを剥がす時

黙浴POPを剥がす時

サービス業として集客しなければならないビジネスである以上、温浴施設はお客さまへのWELCOME!感にあふれた環境づくりが大切です。館内にいつもレッドカードが貼りまくられているような温浴施設では楽しくありませんし、また来たいとも思わないでしょう。 何もやっていないすべての入館者に対していきなりネガティブなメッセージを押し付けるのではなく、問題が起きた時に審判が個別に対処すれば良いのです。
運転免許講習

リスクの実感

自分がリアルタイムで見聞きした事故などのニュースは、気を付けるべき教訓と共に、それなりに記憶に刻まれるものです。 しかし、我々世代の記憶に残っている宮崎の温浴施設でのレジオネラ菌集団感染は2002年、岩盤浴バッシングは2006年、渋谷温泉施設爆発は2007年です。 どれも15年以上前のことですから、「施設側」としての視点で危機感を持ってこのニュースに接したのは、どんなにお若くても30代以上の方でしょう。
熱交換システム

道は拓ける(2)

サウナ室の高温環境は、しばしば想像を越える現象を起こします。経験の乏しい素人だけで新しいことをやろうとすると、たいてい痛い目にあうようです。 痛い目にあった時は、その貴重な経験を無駄にしないよう、次に生かさなければならないと思っています。