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今日は 2022年3月31日です。
サテライトオフィスとサイゼリヤ
昨年の夏、浴場市場株式会社の分社化を機に自宅の近所に部屋を借りて、サテライトオフィスを開設しました。リモートワークが増えたこと、繰り返される緊急事態宣言やまん延防止重点措置に振り回されずに仕事をするためには、銀座の事務所に通勤するよりも自宅に近い方が良いと考えたのです。
事務所と自宅に分散していたコンサルティング業務関係の資料も集約し、落ち着いて仕事に取り組める環境を整えたのですが、このサテライトオフィス開設は劇的な変化をもたらしました。
往復通勤2時間半かけていた通勤時間と交通費がほぼゼロになりました。仕事帰りに飲みに行く回数も激減し、ここでも時間と外食費が大幅に減りました。宅呑みは増えましたが。
特に時間ができた効果は絶大で、かつての倍以上の仕事量にも対応できるようになりました。結果として手が回っていなかった仕掛けやフォローもできるようになり、かえって新しい仕事がどんどん増えて行くというスパイラルにはまり、朝は5時前に起きないとこのメルマガを書く時間が確保できなくなってきました。生涯で最も仕事をこなした半年間だったかも知れません。
自分の生活を考えても、コロナ禍がもたらした変化がいかに大きいものだったかを実感します。今後コロナ禍が終息しても、元の生活には戻れないでしょう。
これがポストコロナ時代とか、ニューノーマルと言われる意味なのだと思います。すべてが新しい時代に向けて動き出しており、もう元には戻らないのです。
ところで、外食をしなくなった分、昼も夜も自宅で料理をするようになっていたのですが、今週は難しい報告会が続いたこともあり、料理まで手が回らなくなりました。作り置きのおかずもなくなり、ご飯を炊くことも忘れ、とうとう昨日の夕食は自宅から歩いて2分のところにあるサイゼリヤへ行くことになりました。
サイゼリヤは近くて便利過ぎる場所にあるのですが、ここをいつも利用するような生活になってはダメだ、と思って何年間も全く利用していなかったのです。
仕事が忙し過ぎて運動不足、睡眠不足、その上食生活まで崩れて行ったら病気への道まっしぐら…ということは若い頃に経験して懲りていますので、サイゼリヤだけは私の中でタブーだったのです。
久しぶりに入ったサイゼリヤは新鮮でした。メニューや店内オペレーションも随分変化していました。
特に面白いと思ったのはメニューです。単なる料理メニューのご案内だけでなく、楽しみ方の提案が随所に盛り込まれていました。
妻によると、これは「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」という本を書いた、サイゼリヤ好きの日本在住イタリア人の翻訳家マッシミリアーノさんが、Twitterに投稿したアイデアを反映したものだそうです。
https://twitter.com/massi3112
例えば、以前からあったエスカルゴのオーブン焼き。これを…
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