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サウナブームのネクストステージ
少し前に、2024年9月27日にオープンした「温泉バルコニー キング&クイーン」さんを訪れました。
https://king-and-queen.site
あのキャナル・リゾートやスパジアムジャポンを運営するZIP株式会社さんの最新施設ですし、土曜の夕方ということで混雑するだろうと予想していましたが、その活況は想像を遥かに超えるものでした。
まず、受付に長蛇の列。下足ロッカーに辿り着くまでに20分ほどを要しました。
しかし、それで終わりではありません。脱衣ロッカーにも空きを待つ人々が壁に沿って並んでおり、施設到着から荷物を預けるまでに合計30分以上かかりました。
圧倒的な人気を肌で感じながら、キング&クイーンさんでの温浴体験を通じて、「新しいサウナのあり方」について深く考えさせられました。
いったん、「これまでのサウナブームのサウナのあり方」を振り返ってみたいと思います。
私は学生時代に「『ととのう』の表象から考察する第三次サウナブームの正体」という卒業論文を執筆しました。その結論を超簡潔にまとめると以下のようになります。
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エッセイ・漫画『サ道』で描かれた「ととのう」という現象が、
- 非日常的な体験
- 段階性を持つ能動的リラックス
- 日常生活全体への心地よさ
という特徴を持つように表象されたことで、若年層や女性、ビジネスパーソンなど新たな層の関心を引き寄せ、第三次サウナブームが発生した。
ーーーーー
執筆してからそろそろ3年が経ちますが…
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https://www.inshokuten.com/foodist/article/7696/
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「Wi-Fiなどインターネット接続環境の整備」「メニューや施設内の案内等の工夫」などが続きますが、温浴施設でも参考になりそうな情報です。