株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「サウナマーケット」の記事一覧

oropo

サウナマーケットのこれから(5)

サウナマーケットにはまだまだ成長の余地があります。現在の男女利用者比が示す市場の潜在的な成長可能性、小規模事業者の参入機会の増加、地方への拡散、サ旅マーケットの拡大、さらには客単価のアップチャンスなど、サウナブームがもたらすポジティブな変化は多岐にわたります。サウナを中心とした温浴施設のサービスや付帯部門の拡張によって、さらなるマーケット成長が期待されます。
岩盤浴

サウナマーケットのこれから(4)

サウナマーケットが現在直面している男性利用者の多数派という現象は、かつてなかった事態です。しかし、これは過去のサウナイメージと現代のサウナブームの健全なイメージのギャップに由来するものであり、将来的にはこのイメージが薄れ、女性利用者の市場も大きく拡大する可能性があると考えられます。ヨーロッパのサウナ文化との比較や、岩盤浴ブームと女性利用者のニーズの関連性を探りながら、日本のサウナマーケットが抱える歴史的背景と未来の展望について議論します。
男湯

サウナマーケットのこれから(3)

男女比の変化とその影響。『サウナマーケットのこれから(2)』に続き、温浴施設利用者の男女比が近年大きく変化している現象に着目します。コロナ禍とサウナブームの影響により、男性利用者の割合が増加していることが指摘され、特にサウナ施設において男性75%:女性25%という比率が見られます。この男性偏重の状況は、施設運営において新たな課題を提起し、男女浴室のバランスやサービスの見直しなど、温浴事業者にとって重要な考慮点となっています。
白馬マウンテンビーチのゴンドラサウナ

サウナマーケットのこれから(1)

小規模サウナ業態の革新と影響。6年前、サウナ愛に満ちた若者二人との出会いが、今日のサウナブームの一翼を担っていることに驚きます。特に注目すべきは、床面積100坪以下の小規模サウナ業態の確立。この動向はサウナ業界の流れを一新し、全国の公衆浴場施設数の増加をもたらしました。小規模ながらも独自性を追求し、多様なニーズに応える新しいサウナ施設の出現は、地方の活性化と事業者の多様化に大きなインパクトを与えています。
Finland,ユバスキュラ20230610

2023年は転換点

2023年は温浴業界にとって重要な転換点でした。サウナとWEBの注力、多様化するサウナ施設、斬新なビジネスモデル、新しい飲食文化「サ飯」の登場など、多くの変化がありました。これらの動きは、業界全体が活性化し、再成長の時を迎えていることを示しています。特にサウナの多様化は、温浴施設の新たな可能性を開き、業界全体の変革を促しています。
温泉vsサウナ Googleトレンド比較

温泉vsサウナ(3)

温泉とサウナの比較シリーズ第3部では、温泉とサウナの共存と相互補完の重要性を強調します。かつては温泉が市場を優勢でしたが、最近ではサウナが市民権を得てきました。しかし、温泉の魅力が低下しているわけではなく、両者は温浴文化の異なる側面を表しています。このシリーズでは、コスト、集客力、市場動向を分析し、温泉とサウナがどのように温浴市場全体を活性化させているかを探求します。また、情報サイト「ニフティ温泉」と「サウナイキタイ」の比較を通して、市場の動向と消費者の関心の変化を示唆します。
サウナ女性

サウナの市民権

先日、飛行機の遅れにより、珍しく終電の東海道線で帰路につきました。途中で座ることができ、睡魔に襲われウトウトしていたところに、「男女で入れるとこって結局サウナのクオリティいまいちだよね〜」という会話が聞こえてきました。
サ飯食堂

異業種が狙うサウナマーケット

温浴業界の外からこのような動きがある一方で、当の温浴施設は「たしかにサウナファンは増えたけど、付帯部門の利用率が低く客単価が上がらない…」と悩んでいるのはどうしてなのか、と感じずにはいられません。 うかうかしていると、温浴施設とは直接関係ないところで次々とビジネスが成功し、肝心の温浴マーケットは低迷したままになりかねないという危惧を持っています。
サウナと生姜焼き

サウナフュージョン

上手にサウナフュージョンすることで、それぞれの業界の顧客がサウナにハマって行くことは全く不思議ではなく、その意味で、土台となる本業が別にある企業や事業主のサウナ参入は、非常に優位性が高いと考えます。 ただ、サウナフュージョンは中途半端ではいけません。私が実際に訪れた施設の中でも、きっと『サウナが流行っているから』という理由だけで手を出してしまったんだな、と感じてしまう施設がありました。