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本日は2022年11月18日です
注目の業界ニュース
【サウナの「アウフグース」人気沸騰 独学の熱波師職員が奮闘】
https://kahoku.news/articles/20221117khn000039.html
温浴施設のスタッフさんがサウナにハマり、自店の伸びしろはサウナ環境だと確信。
近隣温浴施設のアウフグースイベントに通って独学し、サウナーを呼び込もうと奮闘中。
サウナと自店を愛しているスタッフさんが1人でもいることの重要性と効果を強く感じます。
近隣商圏の深耕
最近Googleマップの「付近を検索」機能を使って「個室サウナ」と検索すると、実際に個室や貸切タイプの小規模サウナ施設が抽出されるようになってきました。
2020年暮れに、東京・神楽坂にソロサウナTUNEがオープンしてからわずか2年。それまでは「個室サウナ」という概念すら確立していなかったはずです。
Googleとしては、サウナブームを感じ取り、素早く検索精度を高めているということなのでしょう。そのスピーディな進化には驚きしかありません。
ところで、その個室サウナマーケットにも、わずか2年で大きな変化が訪れています。
TUNE開業当初、個室サウナという新業態の登場は衝撃的でした。首都圏ではTUNEに続いていくつもの個室サウナがオープンし、その度に大きな注目を集めました。
個室サウナに限らず、日本のどこかで温浴施設が新規開業するというニュースは常にチェックしているつもりでしたが、あまりにも次々と個室サウナがオープンするので、2022年に入ってからはついに捕捉しきれなくなってきました。
専門家が追いきれなくなっても、Googleはきっちり捕捉しているのですから、大したものです。
多くの個室サウナは事前予約制となっており、ネット上で予約状況を確認することができます。
初期の頃は個室サウナの予約ページを見るとずっと先々まで埋まっており、「今からちょっと静かな個室サウナに入りたい」なんていう動機で探しても、当日予約など到底不可能なほどの人気ぶりでした。
しかし、今はそうではなくなっています。ほとんどの個室サウナでは当日でも空いている枠が残っている状況となり、今これから個室サウナに入りたいと思った人にもチャンスがあります。
これはサウナブームの沈静化やマーケットの縮小といったことではなく、新しいサウナ施設というだけでは当初ほどの話題性がなくなったということと、単純に個室サウナ施設が増えて利用者が分散したということだと思います。
稼働率100%がずっと続くといった異常な状況はさすがに脱したということで、利用者側としては予約がとれるようになって有り難いことなのですが、個室サウナを経営する側としてはこの先が心配なところもあるでしょう。
2021年以降、弊社には個室サウナ開業のご相談が連日舞い込むような状況でしたので、こうなることは目に見えていました。
単にブームに乗っているだけで、サウナ事業の勉強や立地調査もせずに慌てて個室サウナを開業しようとしているような人には、むしろブレーキをかけるようなアドバイスをしてきました。
しかし、個室サウナ業態の可能性そのものを否定しているわけではありません。個室サウナには…
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