青い円形の背景に白い足跡のイラストと、「こちらでお待ち下さい」というテキストが書かれた床用の案内サインです。

5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の重要性については、過去のメルマガでも度々お伝えしております。

弊社代表 望月の師でもある船井幸雄氏は、「帰る時には机の上に一切何も置いてはいけない」という不文律を残していたそうです。机の上が雑然とした書類の山になってしまうと、生産性が下がるのは明らかだから、という訳です。

そうした視点で施設を見ていると、何気ない工夫の一つ一つに気づかされます。

先日伺った施設のトイレでは、床に置いてあるスリッパが非常に綺麗に並んでいました。気持ちのいい気分でスリッパを履くと、その位置にはスリッパのマークが描かれた大きいシールが貼られていました。シールの上部には「スリッパはこの場所に」という文字も添えられていました。

これ自体は珍しいことではないかもしれません。しかし、細部にこだわれるかどうかは、店舗運営において非常に重要なポイントです。

トイレ一つをとっても、スリッパが散乱していたり、トイレットペーパーが補充されていなかったりする施設を、実際に時々目にします。そうした施設では、モノの定位置に印が付いていないケースが多いように思います。

置く「物」と、その置き「場所」をあらかじめ決めておくことを、定物定置と呼びます。決して特別なことではありませんが、それが徹底されているかによって大きく生産性は変わります。

以前ご支援先の施設の現場で、定期的にキッチン業務を担うことがありました。その施設では、材料や調理器具の置き場所が、スタッフによって頻繁に変えられていました。そのため、しばらくシフトに入らないと、探すのも一苦労です。

実際に私も注文を受け、過去の記憶(といっても一週間前くらいですが)を頼りにフードやドリンクを作ろうとします。しかし、いくら探しても見つからず、他の現場スタッフに聞きに行く始末です。

これではいけないと、月に一度の休館日を利用し、少しずつ皆で定物定置を進めていきました。その結果、新人スタッフでも材料や調理器具の場所をある程度視覚的に把握できるキッチンになったのです。久しぶりにキッチンに入っても、以前のようにモノを探す時間はかなり減りました。

具体的に行ったことは…

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