レジャー白書2019-2020比較

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今日は 2022年4月11日です。

 3月末の決算は当然意識していたのですが、今日4月11日が弊社の創立記念日であることをすっかり忘れていました。

はやいもので、もう設立から17年目に突入です。ここまでどうにか会社を続けてこれたのも、ひとえに皆様のご支援ご協力があったからで、こころより感謝申し上げます。

これからも温浴の喜びを全ての人に、そのためにもさらなる温浴ビジネスの進化と発展を目指してまいります。引き続きアクトパスをご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

巣ごもり消費ではなかった

 ふとレジャー白書のことが気になり、あらためて今年発表されたリリースを見てみました。

コロナ禍の影響により余暇活動は大幅に減速、余暇関連市場規模は55兆2,040億円と2019-2020年比で23.7%減となっています。

余暇活動の中でもトップだった国内観光旅行(避暑・避寒・温泉など)は2019年に5400万人の参加人口だったのですが4位に転落し、3390万人に。2位の外食も6位に落ちています。

ちなみに、温浴施設(健康ランド、クアハウス、スーパー銭湯等)は12位(2940万人)から17位(1910万人)と参加人口が35%も減少しています。

こういった動きをまとめて、コロナ禍で自宅にこもる「巣ごもり消費」が拡大、と言われてきました。

しかしこの余暇活動参加人口上位20位の動きを見ると、巣ごもり消費ばかりが上昇とは言えないのではないか?と気づき、ランキングの上昇・下降を色分けして確認してみました。

すると、ウォーキング、園芸・庭いじり・ジョギング、マラソン・体操などもランキングが大幅に上昇していることが分かります。必ずしも外出控えやインドア志向ということばかりではないのです。

ランキングのアップダウン傾向から明らかに言えることは、「おひとり様行動」が増えて「人混みや人との接触になりそうな行動」が避けられたということでしょう。

1日千人を超えるような大量集客をしていた温浴施設が苦戦、友だちや家族と行くスーパー銭湯や健康ランドが苦戦、元々ほとんどがひとり客だった銭湯やサウナが堅調、というのもこれで説明がつきます。

ではこのことを、今後の温浴施設経営においてどう考えたら良いのでしょう。

新型コロナ騒動が始まって2年以上が経過し、社会活動は一変しました。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が繰り返されていた頃に比べると街に出る人、電車に乗る人は増えましたが、99%の人がマスクを着用しています。

一部の地域ではまた陽性者数が増えているとの報道もあり、まだまだ終息時期は見通せません。

となると…

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