冬至の柚子湯イベント

「アクトパスクラブ」会員の皆様、

今日は 2022年12月24日です。

注目の業界ニュース

【若者の恋愛離れは本当か”クリぼっち商戦”拡大】
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000281037.html
一人焼肉、一人カラオケと拡大するお一人さまマーケット。「ソロ活」とも呼ばれて肯定的にとらえられるようになり、企業もクリぼっちマーケットに積極参入しています。温浴施設は元々お一人さま客が多いことを考えると、これもチャンスです。

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凡事徹底

 2020年春にはじまったコロナ禍から、もうすぐ丸三年の月日が経とうとしています。

正体不明の新型感染症として、連日の恐怖報道や政府の打ち出す対策に振り回された頃と比べると、かなり世の中は落ち着きを取り戻し、社会活動も徐々に平常運転に戻りつつあると感じています。

このまま終息、経済回復へと向かってくれるとありがたいのですが、3歩進んで2歩下がるという感じで、まだ視界が開けたというところまでは行かないようです。

本来なら冬のボーナス、年末商戦と盛り上がっていく時期ですが、全国各地の顧問先温浴施設では今月の売上報告があまり芳しくありません。

理由として思い浮かぶのは、
・再び陽性者数が増え、マスコミは恐怖を煽る報道
・サッカーW杯を自宅で観戦
・悪天候に阻まれて客足が鈍った
・急激な物価上昇による消費の冷え込み

といった要因が重なっているのだろうと思われます。特に地方ではコロナ不安の影響が色濃いようです。

これらはすべて外的な要因で、自助努力では変えることができないものです。

顧問先各社には、「では、これらの要因に阻まれて苦戦することになるなら、今は無理してアクセルを踏まずに、むしろブレーキを踏んで減速すべきとお考えですか?」と質問しました。

皆さんからのお返事は、いずれも「NO」。「外部要因に関わらず、自分たちができることをやっていくしかない」というのが共通したお考えで、それを聞いて安心しました。

これから迎える年末年始は、本来であれば一年間で最大の集客となる可能性がある繁忙期です。たとえ外的なマイナス要因に邪魔されることがあったとしても、年末商戦、冬休み、帰省、お正月気分などのマーケットの動きが全くなくなるわけではありません。

この時期がリピーター復活や新規客獲得の大きなチャンスであることに変わりはないのです。

大掛かりな仕掛けや奇抜なアイデアがなくてもいいのです。例年以上にしっかり丁寧に準備して、外部要因に一喜一憂することなく、粛々と最大限の成果を目指していただきたいと思います。

 一昨日のことですが、『天然温泉満天の湯がギネス世界記録』というニュースが駆け巡りました。

全国各地の温浴施設で例年開催される冬至のゆず湯イベント、満天の湯では「みんなでつくるゆず湯」と銘打って、10年前から”ゆずを譲ってください”イベントを開催してきました。柚子持ち寄り2kgごとに入浴券進呈という企画です。

10年前、私はちょうど施設の現場運営にどっぷりハマっていた時期で、ネットで満天の湯の取り組みを見つけて「これはいい!」とアイデアをそのままパクらせてもらったのですが、お蔭様でたくさんの柚子が集まり良いイベントになりました。

その後各地の温浴施設でも同様のイベントを行うところが増えましたが、満天の湯では10年前に200kgほど集まった柚子の量が年々増え、ついにギネス認定されるほどに至ったのです。

柚子湯は、昔から風呂屋では見慣れたイベントですが…

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