株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「リスクマネジメント」の記事一覧

プールの水

ヒューマンエラーと損害賠償

8月11日のニュースに「プール6杯分水流出 代金190万円 川崎・稲田小 校長、担当教諭に半額請求」という記事がありました。この類のニュースは毎年のように見かけるのですが、何だかモヤモヤさせられます。
昭島富士見湯

瞑想サウナと空デッキ

黙浴に関して特に強調された掲示物はありませんでしたが、いつ入室しても音を中心に静寂が保たれ続けていて、環境音の効果や可能性を再認識させられました。
フィンランド・ヤムサのilola Innにて、湖に入る井上さん

ヨーロッパサウナ紀行(14) サウナリテラシー

マーケット動向は様々な要因に影響されますので、必ずしも事故と市場衰退を直接結びつけることはできませんが、「繁栄の極みに衰退の芽は生じ、衰退の極みに繁栄の芽は生じる」という言葉に照らせば、サウナブームが脚光を浴びている今だからこそ、衰退の芽に注意しなければならないと思うのです。
勿体ない施設

勿体ない施設

立地やスペックを見ると、大変なポテンシャルがある大型温浴施設。リニューアルされた、その施設を訪れた平日の21時はガラガラで、お客様は数えるほど。 フロントは清潔できれいなのになぜだろう、と不思議に思いながら浴室に向かうと見えてきた勿体ない点。
レジオネラ症件数グラフ

レジオネラ菌感染症の動向

人を健康にするはずの温浴施設が、感染症の発生原因になってしまっては何をしているのか分からなくなります。5類になり社会活動が活発化してお客様が増えたらありがたいことですが、一方で免疫機能が弱った人たちをレジオネラ菌感染症のリスクに晒さないよう、安全衛生管理にはいっそう気を引き締めて臨む必要があります。
サウナと子供

子供とサウナ

親子連れ客の満足度を上げるためにも、トラブル防止のためにも、施設としての方針をまず明確に示していくことが重要と思います。 そこを基準にお客様の振る舞いが決まり、さらにルールが最適化され、よりレベルの高い環境とサービスが生み出されていくようになるのではないでしょうか?
man holding baseball bat

空振りを恐れない

地域性やサウナ環境の優劣は確かに業績に影響を及ぼしているが、決定的な要因ではないということです。地方はまだ逆風だから、業績不振でも仕方ない、ということではないようです。では何が違いを生むのか…ということで、冒頭の大谷選手の三振数の話なのです。 プラス発想、決断力、実行力。いろいろな言い方がありますが、要するにバットを振らなければそもそも何も起こらないし、思い切って強振しなければホームランになることは決してない、ということです。三振を恐れて考えているうちに時間が過ぎたり、中途半端な振り方では良い結果にはつながらないのです。
黙浴POPを剥がす時

黙浴POPを剥がす時

サービス業として集客しなければならないビジネスである以上、温浴施設はお客さまへのWELCOME!感にあふれた環境づくりが大切です。館内にいつもレッドカードが貼りまくられているような温浴施設では楽しくありませんし、また来たいとも思わないでしょう。 何もやっていないすべての入館者に対していきなりネガティブなメッセージを押し付けるのではなく、問題が起きた時に審判が個別に対処すれば良いのです。
運転免許講習

リスクの実感

自分がリアルタイムで見聞きした事故などのニュースは、気を付けるべき教訓と共に、それなりに記憶に刻まれるものです。 しかし、我々世代の記憶に残っている宮崎の温浴施設でのレジオネラ菌集団感染は2002年、岩盤浴バッシングは2006年、渋谷温泉施設爆発は2007年です。 どれも15年以上前のことですから、「施設側」としての視点で危機感を持ってこのニュースに接したのは、どんなにお若くても30代以上の方でしょう。