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今日は 2022年9月20日です。
注目の業界ニュース
【TVerで「サウナ番組大特集」、170本超を無料配信】
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1440570.html
全国放送の番組はもちろん、ローカル放送のサウナ番組やサウナ回まで網羅しているそうです。
時期や地域によるサウナの取り扱い方の違いを知れる重要な機会だと思います。
ライフサイクルと文化を考える
「サウナをブームで終わらせず、文化にしたい」という言葉を見かけるようになりました。
何か既視感があるな…と思って気づいたのですが、私が毎月勉強会を行っているネイル業界でもかねてから「ネイルを文化に」という言葉が叫ばれているのです。
ネイルのマーケットサイズ(1人あたり年間消費支出額)は約1,450円、アクトパスが試算するサウナのマーケットサイズは温浴全体の3割程度の約2千円としておりますので、ネイルはサウナの約7割程度です。ネイルの消費者はほぼ女性であると考えると、比較対象として違和感ないのではと思います。
日本ネイリスト協会が「ネイルクイーン」の表彰をはじめたのが1996年。
人気絶頂の浜崎あゆみさんが2000年から3連覇した頃から、ネイルが大きく注目されるようになりました。
その後、2004年頃に「ジェルネイル」が登場し、一大ブームとなりました。
それまでは、乾かす時間が長く、かつ長持ちしない「マニキュア」か、高い技術力を必要とする「アクリル」が主流でした。
そこに登場したジェルネイルは施術時間を短縮することができ、アクリルと比較すると技術の難易度も低いことで一気に主流となりました。
イメージで言えば、オートマ車が登場して主流になったようなものでしょうか。
そこから2008頃までがライフサイクルで言う「成長期」です。ネイル市場も、ネイルサロンも一気に増えました。
のちに上場する大手チェーンが参入したのもこの頃です。
2008年以降は市場の伸びは鈍化し、マイナスにはなっていないものの、現在も横ばい傾向が続いています。
ブームの前からのチェーンやカリスマの名前で売っていたサロンの中には、時代の変化に対応できず、失速しているところもあります。
また、コロナ禍で、実力のない零細サロンはほぼ淘汰されました。ライフサイクル的には、ネイル業界は安定期の後半に来ています。
成長期には、利用者のニーズは…
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