薪ボイラーの薪

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今日は 2022年7月1日です。

注目の業界ニュース

【謎解き×温泉旅行「宿泊型謎解き体験」登場!】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000388.000019483.html
地域特有の自然や歴史に関する謎解きのようです。
温浴の「リラックス」と謎解きの「エキサイティング」。
この2つが混ざり合うことで、どのような化学反応が起きるのか注目したいですね。

値上げ不可避

 先日、ある温浴施設の裏の方に薪ボイラーがズラリと並んでいました。
珍しいので見学していたところ、ボイラー担当の人がいたので、「薪だと原油価格の値上がりとか関係ないからいいですね」と話しかけてみました。

すると、「いえ、木材もどんどん値上がりしていますから大変なんですよ。」とのこと。

最近補助金を活用して薪ボイラーを導入したばかりとのことで、先見の明あり、と思えるのですが、燃料が違ってもこの物価上昇トレンドをかわすことは難しいようです。

日銀が6月10日に発表した5月の企業物価指数(速報)によると、国内企業物価指数は112.8となり、前月に続き過去最高水準を更新。
https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/cgpi2205.pdf

前年同月に比べて9.1%も上昇し、上昇は15カ月連続。国際情勢や為替の影響に伴い、原材料価格の高騰が続き、企業間で原材料費の上昇を価格に転嫁する動きが広がっています。

類別にみると、木材・木製品が前年同月比56.1%増、鉄鋼が同29.8%増、石油・石炭製品が同21.6%増、非鉄金属が同16.6%増、金属製品が同9.5%増、化学製品が同9.4%増と、工業製品は軒並み上昇。このほか、電力・都市ガス・水道が同28.6%、スクラップ類が同26.8%それぞれ上昇とのこと。

同時に発表した輸入物価指数(円ベース)は前年同月に比べて43.3%も上昇。15カ月連続の上昇で、伸び率は比較可能な1981年以降最大となり、企業物価指数は急上昇を続けています。

温浴ビジネスに関連性の強いジャンルでも軒並み大きな値上がり幅ですから、ほとんどの温浴施設の収益が深刻な影響を受けているものと思われます。

コスト上昇をカバーできるだけの客数アップを実現できている施設は…

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