サウナ パラダイス PARADISE 入口

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今日は 2022年5月11日です。

注目の業界ニュース

【サウナ後の“サウナ飯”飲食店と名物料理紹介の冊子 琴浦町】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20220510/4040011631.html
温浴施設と自治体の協力近隣の異業種との連携が、相乗効果を生みだし続けるのではないでしょうか。

新たな「温浴施設×○○」が生まれるとさらに面白いことになりそうです。

和モダンアイテムとDIY

 4月29日、田町にオープンした「PARADISE」さんへ蒸されに行って参りました。
https://paradise-mita.com/

リノベーション銭湯とは思えない広々とした空間設計のおかげか、オープン日でしたので非常に多くのお客様がいらっしゃいましたが混雑感はほとんど感じなかったです。

何よりも目を引いたのは、「和モダン」への訴求。

PARADISEさんは、2016年に閉館した「万歳湯」から居酒屋「分福」に変身し、そしてこの春に現在の姿に至ったという数奇な人生を辿っている施設です。

分福時代の写真を見る限り、既に和モダンの骨組みは出来上がっています。
https://tabelog.com/tokyo/A1314/A131402/13200781/dtlphotolst/smp2/

【老舗銭湯のカタチを残したまま居酒屋を作りたい】
→必然的に清潔感や衛生性が求められる
→既存の和装飾に「洋」の要素を取り込む
→まさかの銭湯として再開業する
→飲食店のために取り入れた「和モダン」が浴場施設として唯一無二性を発揮

このような流れだとハラダは妄想しています。

姿を繰り返し変えていることから困難は多々あったと想像できますが、
「既に持っているモノを大切に活かしていく」
という姿勢があったからこそ誕生したのではないでしょうか。

そんなPARADISEさんの素晴らしい和モダン装飾の中で、他の施設にも取り入れられそうな2つのグッズ(?)をご紹介します。

1.畳サウナマット

一般的にはタオルやビート板が使用されるサウナマットですが、PARADISEさんでは「正方形の樹脂製畳」が使用されていました。

正直初めは、「コンセプトにこだわり過ぎていないか…?」と訝しさを抱いていました。
しかし使用してすぐにその考えが誤っていたことに気づきました。

・びちゃびちゃ感がほとんどない
・固くて薄いので置き場の幅を取らない

しかも樹脂製畳について調べてみると…

・炬燵の熱にも耐えられるように設計しているため熱変形しづらい

施設にも使用者にもメリットしか見つけられませんでした。

素晴らしかったので、楽天で「お風呂用畳マット」と調べてみると…
一枚5000円前後と非常に高いことがわかりました。

そこでPARADISEさんのTwitterを覗いてみると、

「PARADISEの備品は全て手作りである」

と書いてありました。

もう一度読んでみましたが、

「PARADISEの備品は全て手作りである」

と恐ろしいことが書いてありました。

手作りなのか…!!!

そこで、加工技術があったと仮定して、ホームセンターで購入した樹脂製畳を自分でカットした場合の材料費を考えてみました。

楽天では約80cm角のカット可能なプラスチック畳が一枚4,290円で売っていました。
それから35cm角のサウナマットを4枚作ることができるので、一枚おおよそ1,070円になります。

一般的なサウナマットよりも導入コストは割高かもしれませんが、耐久性は高そうなのでむしろ経済的なのではと思います。

2.ととのいロープチェア

サウナから出てもすぐに新たな感動がありました。椅子です…

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