英文入浴マナー

外国語表記問題

 昨年あたりから時々目にすることとして、「サウナハットをかけておいたら他人に使われた」「レンタルと勘違いする人がいる」という問題がありました。

過去形で書いてしまいましたが、今もなお起きているかもしれません。

「なくなった」という声もたまに聴かれますが、今回は「盗難」については置いておきます。逆に、実際に置いてあったものを「使いそうになった」という話を聞いたことがあります。

友人のアメリカ人の旦那さんが、フックにかけてあったサウナハットをレンタルだと思い手に取ったところ、持ち主らしき方に声を掛けられ未遂(?)で済んだということでした。

そこには英語表記はもちろん、日本語の案内も全くなかったとのことですが、フックにいちいち説明を入れている施設は少ないとは言え、やはりなんらかの説明書きは必要かもしれないなあ、と思いました。

さらに言うと、彼は台湾系のアメリカ人で、見た目だけでは日本人と区別がつきません。

もし、明らかに人種が違うような雰囲気であれば「外国の人だろうし仕方ないな」と思ってもらえるようなことも、一見日本人のように見えると「勝手に人のサウナハットを使おうとしてるやつ」に映ってしまう可能性があるのです。

こうした方のためにも、わかりやすく施設案内を表示すること、多言語化することは急務なのではないか、と思います。

---------
この記事は会員限定公開となっており、全文は表示されておりません。

メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」をご購読いただくと、毎日全文がメールで届きます。

メールマガジンご購読のご案内はコチラです。

注目の業界ニュース

【メタバース温泉?!】
https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1485550.html
シフトールは、デジタルの仮想空間の中で「温度」を感じるために開発されたデバイスを発表。
デバイスを首に巻くスタイルですが、温泉などの温度体験も想像以上にリアルとのことで、デジタル技術の発展による新しい温浴体験誕生の可能性も感じさせてくれます。

サウナ開業塾

既存の温浴・サウナ施設についてのご相談 | 株式会社アクトパス