サウナの床に置かれた木製の桶と柄杓

あるサウナ施設の口コミに、こんな声が寄せられていました。
「予定の時間に待っていたのにロウリュサービスがなかったのは残念でした。」

どうやら、閉店時間が近づくその時間帯は入浴中のお客様が少なかったため、スタッフの判断でロウリュイベントを省略してしまったようです。

この施設には、自動でサウナストーブに注水するオートロウリュ機能も備わっています。

しかしお客様が楽しみにしていたのは、その「機能」ではなく、「サービス」だったのです。

いま、温浴施設の運営現場では、IT技術の進化による省力化が急速に進んでいます。

自動精算機、清掃ロボット、セルフサービス、モバイルオーダー、オートロウリュ…。

さまざまな仕組みによって、スタッフの手間を最小限にしながら、一定の品質で施設運営が可能になりつつあります。

とはいえ、こうした技術の活用は、世の中全体で見れば決して目新しいものではありません。むしろ、温浴業界は他の業種に比べると遅れているくらいだと思います。

では、このまま無人で完結する温浴施設へと進化していくのでしょうか?
私はそうは思いません。

もちろん、清潔で快適な設備環境を整え、お客様が安心して利用できる空間をつくることは、施設にとって基本中の基本です。そうした機能的価値は、テクノロジーによってカバーされるようになりました。

しかし、お客様が本当に求めているのは…


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