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今日は 2022年5月19日です。
注目の業界ニュース
【サウナでコロナ禍に立ち向かう…約50歳差の師弟「熱波師」たちが奮闘】
https://www.fnn.jp/articles/-/359318
元飲食部門の2人の青年と、新たな挑戦に臨む70歳の熱波師が旋風を起こしています
繁盛店の共通項
昨日は全国でも有数の温浴激戦区で、地域のトップ3の繁盛店を視察してきました。
立地条件や施設規模はそれぞれ違うのですが、平日の昼間だというのに、どの施設も駐車場を見ただけでお客さまがかなり来ていることがうかがえました。
それぞれの施設の個性を楽しませてもらったのですが、これら繁盛店にはいくつかの共通項がある、ということに気づきましたので、今回はそれを整理してみたいと思います。
(1)コロナ対策緩め
入口での消毒や検温といった一般的な感染防止対策は実施されていますが、館内を見渡すと全体的な感染防止対策は緩めと言えます。
椅子があるのに座る場所を制限するような強制ディスタンスなどが少なく、どちらかというと館内ではコロナ禍であることを忘れてしまいそうな雰囲気です。
感染不安心理はまだ人それぞれですが、本当に強い不安を持っている人はそもそも温浴施設に来ていないでしょうから、あまり過剰な対策はかえって来館されている人の不安心理を煽ることにつながってしまいかねません。
安心安全な環境の提供が大切とはいえ、コロナ対策に関してはやり過ぎないようなバランス感覚が必要です。
(2)オンリーワンの挑戦
3つの施設それぞれで、「他では見たことがないような取り組み」を見つけました。こうした取り組みは、自分たちで考え抜いてチャレンジしているということで、素晴らしいと思います。
昨日一番驚かされたのは「サウナマット自動洗浄棚」。ビート板と呼ばれる樹脂製のサウナマットを使用後に棚に戻すと、霧が吹き付けられて洗い流されるという仕組みです。
おそらくDIYで工夫したものと思いますが、共有のビート板は前の人が使用後に洗ったかどうか定かでないので、画期的なソリューションだと思いました。
オンリーワンの取り組みは、どれだけの成果が上がるのか、実際にやってみなければ分かりません。リスクや費用対効果ばかり考えていたら進めることはできません。
どうしたらもっとお客さまに喜んでもらえるのか、どうやって貢献するのかを常に考えているからこそ、リスクを突破できるのでしょう。
結果として、前例のないオンリーワンの取り組みは他店と比較することのできない強い差別化要素となり…
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