赤いリボンが付いた金メダル、銀メダル、銅メダルのイラストが並んでいます。

以前、ご支援先の施設の現場で、学生アルバイトの方と一緒に働く機会がありました。

元々サウナが好きなスタッフでしたので、アウフグースの時間には意欲的に取り組んでくれます。しかし、その他の清掃業務やフロントでの接客については、あまりやりたくない様子で、「混雑するより空いている方が良い」と正直に言っているのを耳にしました。その時、ふと自分の学生時代を思い返していました。

なぜ、自分が学生の時には、仕事へ意欲的な学生アルバイトが周りに多かったのか。その理由の1つと思われるものを、振り返る機会になったのです。

本メルマガでも何度か話に出ていますが、学生時代はGUでアルバイトをしていました。
それ以前や、掛け持ちも含めて、合計10コほどのアルバイトを経験しましたが、そのGUの学生アルバイト達は飛びぬけて意欲に溢れており、100名近くいた中の8割くらいは昇格するための勉強をしていた印象です。

GUにはPN-1からPN-3、AP、となるに連れて時給が上がるというキャリアアップの階段があったのですが、それとは別に「おしゃリスタ」という称号がありました。

日頃からオシャレやトレンドを意識し、お客様に合わせたコーディネートを提案できると店長や副店長が認めたスタッフだけが、専用のキラキラしたバッジを服に付けて売場に立つことができます。

館内アナウンスやPOPでも「迷ったらおしゃリスタにご相談ください」と発信し、公式アプリではスタッフが投稿するおすすめコーディネートの中で、おしゃリスタの投稿だけを絞り込んで見ることもできます。

売場でもアプリ上でも自身の服のセンスが評価される機会が多いため、もともと服が好きで入ったスタッフほど「いつか自分もおしゃリスタに」と意欲的になっていました。売上上位を争う店舗で全体の意識が高かったことも大きいと思いますが、スタッフにとっての憧れの対象を設計することの効果を、確かに感じていました。

アルバイトも社員も、全員が意欲を持って働く職場をどうつくるか。これは多くの温浴施設が抱える課題だと思います。

評価制度の整備は当然重要です。ただ、基準を満たせば時給が上がるという仕組みだけでは足りないのではないかと感じています。

というのも…


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