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実録・温浴事業再生の現場から(3)
【出血を止める】
収入<支出で赤字ということは、その状況を脱するためには収入を増やす、支出を抑える、そのいずれかあるいは両方の対策が必要となります。
しかし、収入を増やすことは一朝一夕にはできません。
一発の花火で瞬間的に集客することはできるかも知れませんが、月間あるいは年間を通じての集客増は、新規客集客と同時に自店を支持してくれるリピート客を増やすということであり、長年それができなかったのに突然客数が増えるはずがないのです。
また平均客単価を伸ばすことは、来てくれたお客様に消費機会を提供し、その利用動機を高めることの積み重ねです。ひとりのお客様にひとつ多く買っていただくだけならできるかも知れませんが、多くのお客様に利用していただくためには運営力そのものを高めていく必要があります。これも急にはできません。
入館料を値上げすれば、その分は入館料単価が上がりますが、単に値上げをしただけでは余計に客数が減少してしまうことは目に見えていますので、これもできません。
売上アップとは、自店の価値を高め、それを伝えて理解された分だけ顧客の支持が得られるということであり、小手先のテクニックだけで急に上げられるものではないのです。
しかし、そうこう言っている間にも赤字による資金流出は続いてしまいますので、まずは出血を止めることが最優先となります。
このような局面で、最も有効な手段は…
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注目の業界ニュース
【宿泊業界の「特定技能制度」活用状況を調査】
https://yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/54880/
全国の宿泊施設を対象にした調査で、75.7%が外国人人材を採用し、最大の課題として「日本語能力や言語の壁」を挙げていることが明らかに。
特定技能制度を活用する施設も多く、人手不足解消に役立てられていますが、受け入れ後の支援や法的手続きの複雑さも課題として残っているようです。