蝉の抜け殻

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今日は 2022年7月9日です。

■注目の業界ニュース

【レジャー&アウトドアジャパン2022開催迫る】
https://leisure-japan.jp/
2021年の開催が延期となっていた展示会がついに開催!
『第7回テーマパークEXPO』『第6回イベント演出・設営EXPO』『第5回キャンプ&グランピングEXPO』『第2回プール&温浴産業展』の複合展です。2022年7月27日(水)〜2022年7月29日(金)東京ビックサイト東展示棟にて。
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◆夏の体調管理

 ふと気づいたのですが、今年の夏はまだ蝉の声を聴いていませんでした。

ネットではチラホラと初蝉の報告を見かけるようになりましたので、間もなく聴けるだろうと思いますが、体感的にはとっくに夏の陽射しと気温でしたので、そういえば蝉はこれからだった、ということは今年の夏はこれからまだ長いぞということです。

毎年夏になるとこの話題を書いているような気がしますが、夏の温浴施設には大切な役割があります。

それは、「暑熱順化」と「夏バテ防止」です。

今年6月後半の熱中症による救急車搬送は過去最多というニュースを見ましたが、その原因は今年の6月が暑かったということだけでなく、暑熱順化ができていないということが挙げられると思います。
https://resemom.jp/article/2022/06/29/67638.html

昔は熱中症という言葉もなく、炎天下で水分もとらずに運動を続けると日射病になるから注意してね、というくらいの話だったのに、今は夏に外へ出るのは危険、必ず冷房をつけましょう、ということが当たり前のこととして語られるようになっています。

本来、日本人はそれなりに暑さに耐えらえる民族だったはずなのですが、すっかり暑さに弱くなってしまったようです。

気温の変化や生活習慣の変化など、複合的な要因があるとは思いますが、温浴によって熱中症になりにくくすることができます。

「暑熱順化」とは、体が暑さに順応することです。

サウナに入った翌日に炎天下の屋外を歩いたりすると、汗をかき過ぎて困ることがあります。サウナでの大量発汗は汗腺の働きを活発化させ、体温調整機能を高めることができるのです。

またサウナ体験を通じて、自分の体温が上がっている状態や水分が不足している状態を自覚するので、普段でもこまめに冷却や水分補給を心掛けるようになるということもあると思います。

まだ統計データを見たことははありませんが、サウナ習慣のある人とない人では、熱中症になる確率がかなり違うのではないでしょうか。

もうひとつの「夏バテ」にも、温浴で対処することができます。

夏バテとは、暑さで体力を消耗し、食欲が落ちてグッタリしている状態をいいますが、現代の夏バテは暑さそのものよりも、冷房や冷たい飲食物による冷えや自律神経の乱れが原因であることが増えているようです。

冷えや自律神経の乱れであれば、これはまさに温浴施設の…

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