「アクトパスクラブ」会員の皆様、
今日は 2023年1月7日です。
注目の業界ニュース
【医師も実践する「乾燥肌対策の5ヵ条」】
https://news.1242.com/article/406455
冬場は乾燥肌対策がよく話題に上りますが、入浴は乾燥肌に対してプラスにもマイナスにも働く可能性がありますので、温浴施設としては正しい情報提供が必要です。
習慣性サウナ
先日のメルマガ第2026号「2023年温浴ビジネスの展望(1)」(2023年1月4日執筆)で、
──サウナは習慣性が強いですから、一度サウナの魅力に取りつかれた人はずっとそのまま──
と書きました。
世の中にはいろいろなサウナがあり、その魅力は多種多様ですし、サウナの愛し方は人それぞれ。
しかし、利用者をサウナ中毒にさせるような強い習慣性となると、そこには一定のパターンがあるのではないかと考えていたところ、昨日のことですが、明らかに中毒化を狙っているのでは…と思われる施設を体験しました。
それは昨年末にオープンしたばかりの会員制小規模サウナで、都内でも有数の大商圏立地に出店しています。
会員制ですがビジター枠があるとのことで、仕事帰りにハラダさんと一緒に行ったのですが、まず驚いたのが受付がないこと。
入口で認証(ビジターは先に精算)して自動ドアが開くと中にはすぐ下足ロッカー。余談ですが、下足ロッカー48人分のうち7つを一週間分の忘れ物ロッカーとして使っているのは合理的なアイデアで感心しました。
靴を預けて次の部屋に進むと、いきなり脱衣室です。フロントもロビーも廊下もないのです。
服を脱ぎ、フリータオルを手に取って浴室に進むと、立ちシャワーブース、水風呂、サウナ室がコンパクトにレイアウトされています。
サウナ室は20人用とのことでしたが、詰めれば40人も座れそうな大きさで、かなり熱めのセッティング。温度計を見ると110度でした。
普段の癖で最上段に陣取ったのですが、会員とおぼしき他のお客さん達は誰も最上段には座りません。みんな中段や下段でも充分熱いことを知っているのです。
サウナベンチは樹脂製スノコにサウナマットが敷かれ、その上にビート板を使わせるスタイルなので、他人の汗はほとんど気になりません。
しばらくすると…
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