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どこに光をあてるのか
ニコニコ温泉のマネージャーのサガラマサユキさんに、3月12日アクトパス跳会議のゲスト講師として講演していただきました。
昨年末にオープンしたばかりの塩尻桑の湯の再生物語からはじまり、ニコニコ温泉さんのこれまでの取り組みを凝縮してお話いただき、この人は本当に26歳なのかとビックリするばかりで、あらためて、この世に温浴施設経営ほど人を成長させてくれる仕事はないのではないかと思いました。
https://shiojirikuwanoyu.com/
先日メルマガ第2653号「現場リーダーの適性」(2025年3月6日配信)の記事に、
──もしひとりで経営判断も現場リーダーもこなしているとしたら、その人は宇宙人かスーパーマンだろうと思っています。野球で言えば監督もできる大谷翔平でしょうか。そのような人物にはこれまでの長いコンサルタント人生で数えるほどしか会ったことがありません。──
と書きましたが、サガラさんもいずれそのひとりになるのかも知れません。
そのサガラさんの素晴らしい講演の中で、今回もっとも印象に残ったのは、「銭湯という業態にはあんまりこだわっていませんが、施設のサイズにはすごくこだわっています。小さいことが強みだと思ってます。」という一言です。
一般的に100坪にも満たないような小さい温浴施設は、売上規模が小さく、競争上も不利と思われています。実際に銭湯は衰退業種であり廃業件数も多く、いわば吹けば飛ぶような存在です。
その小さいことが強みとはどういうことなのでしょう。
社会情勢の急変であったり、コスト上昇などが起きた時、大きい施設はとてつもない痛手を被ります。しかし、小さい施設であれば、そのダメージも少ない。メンテナンスや清掃の負担、水光熱費も規模に比例しますし、設備もシンプル。でも収容人数は意外と入る。さらに銭湯であれば水道料金等の減免といったメリットもある…。
サガラさんはそんな風に語ってくれました。
施設が小さいければ売上も小さく、銭湯は競争に弱い衰退業種というのはひとつの側面ですし、小規模施設は変化に強くて小回りがきき、銭湯には行政の支援もあるというのも事実です。
さらに言えば…
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注目の業界ニュース
【3月は食中毒リスク増加、温浴施設の飲食部門も注意】
https://www.inshokuten.com/foodist/article/7857/
3月と10月は食中毒の発生件数が多く、今年も各地でノロウイルスによる営業停止処分が相次いでいます。HACCPによる衛生管理の徹底は必須ですが、万が一に備えたPL保険や休業保険の加入も重要です。
温浴施設の飲食部門も例外ではなく、大皿料理やビュッフェ形式では特にリスク管理が求められます。信頼を守るためにも、衛生対策の強化とリスクヘッジの見直しを進めるべきでしょう。
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サウナヨーガン福岡天神 オーナー 川島 匡晴 氏
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