「アクトパスクラブ」会員の皆様、
今日は 2023年6月15日です。
『ゆ』がない
先日、温浴業界の友人と話していて、「ゆ」がない施設の話題になりました。 「ゆ」というのは、昔からよくある、ひらがなで大きく掲げられた「ゆ」の文字のことです。逆さクラゲと呼ばれる温泉マークが使われている施設もありますが、いずれも温浴業態であることがひと目で伝わる記号と言えます。 「ここに温浴施設が存在している」ということを業態サインで示し続けることは、集客を確保する上で重要な意味を持っています。 Web集客の時代になり、ホームページやSNSでの情報発信やコミュニケーション力が集客力を大きく左右するようになりましたが、そうはいっても温浴施設はオンラインビジネスではなく、リアルに現地に足を運んでもらうことで成立するビジネスです。 いつも前を通りかかっている人は、施設の存在を認識しつつ、「ここのお風呂屋さん、そのうち行ってみようかな」とか「休日は混んでいそうだから、平日が狙い目だな」といったことを感じるかも知れません。そのきっかけとなるのが業態サインなのです。 ところが、お洒落でハイセンスなデザインを志向する人にとっては、「ゆ」や「逆さクラゲ」はあまりにもダサくて我慢ならないようです。 これは最近にはじまったことではありません。30年前から幾度となく衝突があり、私が「これでは…
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