「アクトパスクラブ」会員の皆様、今日は 2023年3月30日です。
10年後の温浴ビジネス(1)
映画「湯道」は、入浴料450円のレトロな銭湯「まるきん温泉」が舞台。そこに吉田鋼太郎演じる源泉かけ流し至上主義の温泉評論家が訪れ、銭湯を時代遅れの遺物と見下すシーンがあります。
https://yudo-movie.jp/
高名な温泉評論家に対し、常連客たちが次々に「まるきん温泉」への思いを語って反論、銭湯を廃業しようと考えていた主人公たちは、銭湯の存在意義に気づく…というような泣かせるストーリーなのですが、現代の温浴ビジネスの葛藤がそのまま描かれていて、もし自分がその場に居合わせたらどうするのだろうか、などとリアルに感じ入ってしまいました。
時代遅れの遺物として廃業に向かうのか、それとも事業を存続できるのか。それは古いかどうかではなくて、世の中に必要とされているかどうかで決まります。
必要な存在として顧客から支持されているからこそ収益が上げられるのであり、顧客がいなければ赤字となり、市場から撤退させられるというだけこのとです。
単純なことですが、現時点で自店を必要としてくれている顧客を失うことなく、新たに支持してくれる顧客をさらに増やしていくことができれば、事業は継続・発展していきます。
時代は刻々と変化していますから、それに合わせて自らを変化させ、適応し続けていけば、何年経っても元気に営業を続けることができるでしょう。
これから先、日本の温浴ビジネスに何が起きるのか。そこにどう対応すればいいのか。
映画は、私なりに10年後の温浴ビジネスを思い描いてみるきっかけとなりました…
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