大船ひばり湯

「アクトパスクラブ」会員の皆様、

今日は 2023年1月16日です。

注目の業界ニュース

【銭湯、生き残り懸け工夫 全国で10分の1の軒数に】
https://www.afpbb.com/articles/-/3422475?cx_part=common_focus
消えていく銭湯と、お客様がたくさん集まる銭湯の違い。そこに温浴ビジネスが生き残る方法が凝縮されていると思います。
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温浴施設の圧縮付加法

 これまでにも何度かこのメルマガで「圧縮付加法」について取り上げたことがあります。

知らないという人のために簡単に説明しますと、圧縮付加法というのは、元々は船井総研創業者の舩井幸雄が小売店の業績向上のために編み出した手法です。

商品の品揃えは変えずに、商品陳列をぎゅう詰めにしたり、通路幅を狭くしたり、高く立体的に陳列することによって、売り場面積を7割くらいに縮小することができます。これが圧縮です。

売場面積を小さくしても、品揃えが変わっていないので売上は落ちません。逆に売場に賑わい感や活気が出ることによって、売上が伸びることもあります。

この状態で、圧縮によって空いた3割のスペースに新たな商品を付加する。すると、その分の売上がさらに上乗せされるというシンプルな理屈です。

このようにして同じ売場面積のままでも、売上を伸ばすことができるのです。

以前、メルマガ第1448号「今できることをやる(2)」(2021年1月15日執筆)で、西小山・東京浴場のリニューアルが見事な圧縮付加法であることをお伝えしたことがありますが、それに匹敵するような事例を見つけました。

それはJR東海道線大船駅の近くにある「ひばり湯」さん。
https://k-o-i.jp/koten/hibariyu/

大船駅は乗り換えで利用することがあるのですが、駅近くにあるひばり湯は、その噂は度々耳にしていたもののなかなか行く機会がなくて、ようやく初訪問。

下足をロッカーに入れて番台の前に立った時…

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