テントサウナで蒸気を浴びながらリラックスする若い男性たち

コロナ禍以降の温浴施設全体の傾向として、

・女性客と年配客の減少
・サウナ目的の若い男性客の増加

という変化が挙げられますが、ざっくり言うと、女性客・年配客は減っても、サウナに力を入れている施設を中心に若い男性客が増え、全体としては客数アップというケースが多いように感じます。過去最高客数や売上記録の更新という知らせを聞くことも珍しくありません。

コロナ禍では若い男性客に助けられた!と実感されている施設も多いことでしょう。

この若い男性客の傾向として、飲食やボディケアなどをあまり利用しないため、客単価は低い、ということが挙げられますが、これをもう少し長い目で考えてみました。

男性専用サウナ施設の現場のお手伝いをしていると、確かにお若い方、新規客がとても多いことを感じます。

年齢別人口構成比で言うと若年層の人口は年配の方より少ないですが、サウナブームによってサウナにいく障壁は下がり、間口が大きく広がったことは間違いないでしょう。

おじさん上司に連れられてサウナに目覚めた、という世代とは異なり、若者同士が誘い合ってやってくるようになり、ハードルはかなり低くなっているようです。

一度サウナにハマると習慣化しやすいですし、若いサウナー人口はこれからも増えていくことでしょう。

女性で言えば…


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