温浴施設のコンサルティングを全国各地で行っていると、地域が違っても同じテーマの相談が続くことがあります。
これは、単に偶然の一致ではなく、次の業界トレンドが動き出すサインです。ロウリュが広まる前には「ストーブに水を掛けられるようにしたい」という相談が急に増え、オリジナルステッカーが流行る前には「どう作ればいいか」という質問が重なりました。
大なり小なり、全国の経営者の関心事や悩みを相談されるコンサルタントだからこそ、いち早くダイレクトに感じとれるトレンドですし、そこで弊社が繰り返し似たようなアドバイスすることが、多少はトレンド加速の後押しにつながってきたのかも知れません。
まず現場の悩みの質が変わり、やがて業界トレンドの変化が表面化してくるのです。
そして今、明らかに増えているテーマが…
注目の業界ニュース
【避難所へ「移動式温泉」設置、別府温泉が支援】
https://www.fnn.jp/articles/-/965139
大分市佐賀関の大規模火災を受け、避難所に別府温泉の移動式入浴施設が設置されました。11月25日から12月4日まで、観海寺温泉から毎日11トンの湯を運び提供されます。
能登半島地震でも活用されたこの取り組みは、地域資源を活用した機動的な災害支援の好例であり、非常時における「入浴」の社会的価値を再認識させられるニュースです。







