マニアックのブレーキと施設が向くべき方向性

先日、第2907号「無料サービスにコストをかける意味」(2026年1月23日配信)で触れた、マルシンスパの小栗さんによるウィスキングを受けてきました。

結論から言えば、サウナではじめて「ととのった」時の強烈な感覚を思い出すほどの素晴らしい体験でした。

小栗さんの施術は「休憩が少ない」とよく言われるそうですが、実際、施術中は五感に対してあらゆる刺激が絶え間なく繰り出され、休む暇を与えられません。

なぜ、あえて休憩を挟まずに連続した体験を提供するのか。

一つは、シンプルに「体力があるから」とのこと。

施術者側の都合で休憩を入れ、お客様の貴重な時間を削って待たせてしまうくらいなら、動き続けたほうがいいという、純粋なサービス精神です。

そしてもう一つは、長時間の施術でもお客様を飽きさせないための工夫でした。

小栗さんご自身が「飽き性だから」という理由から生まれたそうですが、細かな変化を無数に仕込み、次々と新しい感覚を呼び起こす。

結果として、この絶え間ない変化と濃密さが、ウィスキングという長時間サービスにこれ以上ないほどぴったりとハマったのだと思います。

お話を伺う中で、小栗さんが施術において強く意識しているという…

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