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今日は 2022年1月18日です。
◆平常時と非常時
南太平洋のトンガの近くにある火山島で日本時間の1月15日、大規模な噴火が発生し、周辺では1メートル近い津波が発生しました。
噴火の影響は遠く離れた日本にも及び、気象庁は15日夜から日本列島の広い範囲に津波警報・注意報を出して避難や警戒を呼びかけましたが、私の住む神奈川県では深夜の12時から1時頃にかけて何度も大音量のエリアメールが着信し、久しぶりに肝を冷やしました。
こうしたことが起きると、日常に慣れて当たり前になっていたことが当たり前ではないことに気づかされます。毎日メルマガを書くことは私の日課になっていますが、例えば2011年の東日本大震災直後のような状況だったら、はたして毎日書き続けることができるのか。
2020年春からのコロナ禍では、休業要請や自粛に翻弄される温浴業界を少しでも支えようと、かえって書くことが増えましたが、もし今回の噴火や津波の規模がもう少し大きかったら、無事ではいられなかったかも知れません。
今日もこうしてメルマガを書けるのはつくづくありがたいことだなぁ、と思います。
考えてみると、ずっと安定した平穏な日々が続くということはなくて、歴史は常に好景気と不景気、平常時と非常時が繰り返されています。
昨日の1月17日は阪神大震災が起きた日でした。神戸サウナ＆スパは地震で全壊し、そこからの復興で今は全国的に知られる繁盛店になりました。
有馬温泉では被災した極楽寺の建て替えに伴って発掘調査をした結果、秀吉の時代の湯殿の遺構が発見され、その形状を忠実に再現した岩風呂が太閤の湯の露天で活躍中です。
温浴業界は時代の波や厄災に翻弄されながらも…
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