スモークサウナ喫煙室(エストニア・Elums Spa)

「アクトパスクラブ」会員の皆様、

今日は 2023年9月19日です。

ヨーロッパサウナ紀行(22) ポジティブな喫煙所

 先般視察で訪れたフィンランド、チェコ、エストニアの3国は、いずれも日本と似たような分煙環境になっていました。公共施設や飲食店ではタバコは吸えず、喫煙コーナーや屋外ではOKという感じです。

世界の喫煙率ランキングで言うと、上記3国はいずれも日本より喫煙率は高めになっています。
https://memorva.jp/ranking/unfpa/who_whs_tobacco_smoking.php

グローバルスタンダードに追いつけとばかりに禁煙政策を進めてきた日本ですが、今や欧米よりも喫煙者に厳しい国になっているようです。

人類とタバコの関わりは、一説では8000年以上昔に遡るそうで、日本にも16世紀頃の鉄砲伝来と同じ時期に伝わったとのこと。そのような長い歴史のあるタバコ文化がこれから先どうなっていくのか、私には予想がつかないのですが、歴史を考えると現代の日本はタバコをヒステリックに悪者扱いし過ぎのような気もしています。

上記の喫煙率ランキングで言うと日本は世界で89位、喫煙率20.1%です。単純にとらえると、5人に1人は喫煙者ということです。

食事の後、お酒やお茶を飲みながら、あるいは入浴後のリラックスタイムにタバコを吸おうと考える人が5人に1人いて、仮に在館時間100分に対して喫煙タイム5分としたら、約1%=入館者100人中1人が喫煙中ということになります。

タバコを吸わない人にとってタバコの煙や匂いは不快ですので、分煙化という流れは自然だと思います。

しかし、温浴施設で喫煙できる場所が延床面積の1%確保されているかというと、ほとんどの場合はそれを下回る場合が多いでしょう。そして…

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ドイツで開催されたアウフグースの世界大会「AUFGUSS WM 2023」で、日本チーム「WAT」Yuma&Mayuka (黒川優磨さん、佐野マユ香さん、ウェルビー今池所属)が団体部門で日本初の世界チャンピオンに輝きました。昨年日本が初めて参戦し、世界8位を記録して以来、今回が2年目の挑戦。
「ついに日本のアウフグースもここまで来たか!」という感じですが、さらなる盛り上がりのために、この流れを温浴業界全体で繋げていきたいところですね。

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