ヨーロッパ温浴施設の脱衣ロッカー

「アクトパスクラブ」会員の皆様、今日は 2023年7月19日です。

ヨーロッパサウナ紀行(18) 快適なロッカー

 日本とヨーロッパの違いを発見する度に、テルマエ・ロマエの主人公ルシウスが日本の温浴施設にタイムスリップした時は、同じような気分を味わっていたのかも知れない、と思いました(フィクションですが)。

同じ人間が風呂に入る場でありながら、施設や運用が違うのは何故なのか。違っている理由や、どちらがより良い方法なのか、日本で導入したらどうなるのか、といったことを考えるのは、ゼロから発案することに比べるとはるかにスピーディで合理的です。

今回、さまざまな違いを見つける中で、迷わず日本に導入した方が良いと思ったことがありました。

それはロッカー前ベンチです。12年前にドイツを視察した時も同様にロッカー前ベンチがありましたので、ヨーロッパでは一般的なことのようです。
隠し撮りしてきた画像をご覧ください。

日本の温浴施設では、脱衣ロッカーの間の通路の真ん中にスツールかベンチを置く方式が一般的です。

だいたい向い合せのロッカー(900mm幅)4台に対して1つのスツールかベンチ、というくらいの設置数でしょうか。

向い合せのロッカー4台といえば6人用なら24人、8人用なら32人分ですので、混雑時は…

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