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今日は 2022年7月22日です。
注目の業界ニュース
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https://www.jiji.com/jc/article?k=000000007.000102339&g=prt
サウナハットを有料でもレンタルしてみたいという方が8割を超えていることがわかります。
新規参入相次ぐマーケットですが、本格的にブレイクするのはこれからなのかも知れません。
若手採用による温浴業界の活性化
こんにちは。ハラダです。
最近、友人と会うと寂しくなることが多いです。「会社の愚痴」を辛そうにぶつけてくるからです。
一浪一留の末に社会人になったハラダ(『生けるロウリュウ』として矜持を持っています)は、人生の各フェーズで時空の歪みを起こし続け、同期といえる代が3学年に跨って存在しています。
そんな少々ややこしい状況にいるおかげか、同世代の「就職活動」と「社会人としての悩み」のギャップを常々見せ続けられてきました。
今回はそれらの考察から、温浴施設の人材採用について考えます。
(1)現代の若者の「就職活動」
今年3月の調査で、「23卒就活生が会社を選ぶ際に重視するポイント」は1位「働きやすさ」、2位「やりがい」、3位「福利厚生の充実」との結果が出ています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000096418.html
1位と2位はいずれも非常に抽象的なワードですが、就活生の言う「働きやすさ」とは「笑顔で楽しく働ける環境の妄想」です。そんな妄想を長い就活期間にし続けて生み出されるのが「(空想上の)やりがい」ですので、1位と2位は同じ直線上にあると考えられます。
説明会やOB.OG訪問後の友人が「めっちゃ楽しそうな会社だから行きたい!」と言ってるのを見ると、概ね合っているように感じます。
しかし、それは受ける会社を選ぶ段階までのことです。多くの人は「安定した会社も受けとけば」という親のアドバイスを反抗気味に受け入れて併願します。
そして、最終的には「安定した会社(妄想上)」を選ぶ人が大半なのです。
(2)現代の若者の「社会人としての悩み」
そのような就活を終えて、社会人となった同期(maxで新卒3年目)で集まると、ほぼ全員が「会社を辞めたい」と言います。
その理由の圧倒的1位が「作業が単調でやりがいを感じられない」です。この意見は、金融・メーカー・エンジニア等の多種多様な業界にまたがっています。
次点は「精神的プレッシャーがやばい」ですが、これは証券会社とシステム機器販売会社に偏ってます。(とは言っても、「そこそこお金は貰えるから…」とやめる決心がつかない様子です)
先に述べたような就活様相を見てるので、「当然じゃん…」と思うのですが、ある意味で彼らは被害者かも知れません。
プロである人材仲介業者のビックデータと技術によって作られた架空の「やりがい」や「働きやすさ」が、まだ働くことに対して想像しかできない新卒就活生にとって輝いてみえるのは仕方がないと思うからです。
(3)温浴施設ができる若手人材への訴求方法
地方の温浴施設では、若い人材が集まらず、運営組織の高齢化が進んでいるというケースが多いようです。現代の就活事情を踏まえて、温浴施設のための「若手人材訴求方法」を考えます。
まず、狙い目は…
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