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今日は 2022年1月26日です。
サウナ開業塾、いよいよ今夜20時から説明会開催です。昨日50人超えのお申込と書きましたが、今朝起きたらなんと80名近くにまで増えていました。
Zoomのミーティング参加人数は100名までなので、参加を迷われている方はお早めにお申し込みください。
ブルーオーシャン
先日、東京都内でサウナを出店したいという人からのオンライン相談を受けました。
まだ物件も選定中とのことで、いつ具体化するのかはまだ分かりませんが、非常に聡明な方で、温浴ビジネスのこともよく研究していて、もし実現したらきっと素晴らしいサウナ施設になるのではないかと今から楽しみにしています。
ご相談の最初に、「どうしてサウナをやろうと思ったのですか?」と尋ねたところ、返ってきた答えは「自分もサウナが好きでいろいろな施設に行くが、東京のサウナは明らかにブルーオーシャン」。
単純明快、おっしゃる通りです。
私が最近行った温浴施設では、共通して「浴室や浴槽はそれほど混んでいないのに、サウナ室だけが満員」という現象が起きていました。
コロナ禍によって、全体としての人の動きはまだ元通りにはなっていません。在宅勤務や外出控えの人も多く、地域にもよりますが全客層平均で言うと、平常時と比べてまだ80%から90%といったところでしょう。今後もコロナ不安心理によってはさらに減少することもあるかも知れません。
しかし、サウナ客だけは明らかに増えているのです。サウナ室入口のところで空席待ちという光景も珍しくありません。
今、日本の総人口1億2544万人(総務省統計局・2022年1月1日現在)をサウナイキタイの登録施設数約9,878件(一部海外施設の登録が含まれるため、仮に9,800件とする)で単純に割ると、1施設あたり支持人口は約12,800人です。
東京都の人口は1402万人ですが、東京都心から50-70kmの圏内、あるいは利根川以南に位置する東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県の南関東1都3県(特に国道16号内側)を「東京圏」や「東京都市圏」として定義すると、都市圏人口としては3775万人で世界最大の都市圏、あるいは経済圏と言われています。(ウィキペディア Wikipedia『首都圏』より)
この都心を向いて生活している人口3775万人をサウナイキタイの東京都登録施設数785件で割ると、1施設あたり支持人口は約48,000人。全国平均の4倍近い支持人口を抱えていることになります。
首都圏ではどの温浴施設にいってもサウナファンが溢れ、首都圏ばかりが突出したサウナブームになっているように見えるのは、こういう背景もあるからなのです。
ずっと「衰退産業」とか「成熟ビジネス」と言われていた温浴施設が一転して「ブルーオーシャン」と言われるのですから、世の中分からないものです。
コロナ禍で、不動産事情も一変しました。都心部から撤退するオフィス、休業要請や時短営業に耐え切れず閉店する飲食店など、空き物件が増えており、賃料相場も不安定です。
かつては、都内には温浴施設を作れるようなまとまった規模の物件が少ないということが温浴施設の出店を阻んでいたのですが、スーパー銭湯ではなくてサウナ業態なら様々な規模に対応することができます。また温浴施設の収益性では都内の高い賃料は負担が大き過ぎたのですが、賃料が下がってくれば射程圏内です。
おそらく、これからも首都圏では温浴施設の開業ラッシュが続くのではないかと思います。
ただ、ひとつだけ申し上げておきたいのは…
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