外気浴スペースのデッキチェアの間に設置された、白い手桶と専用のスタンド。

今のサウナブームが本格的に到来するずっと前から、私どもは「サウナ、水風呂、そして休憩。この3つが揃って初めてサウナの価値が完結します。だからこそ、スペースが許す限り外気浴用のチェアを並べましょう」と、しつこいくらいに提唱し続けてきました。

かつては「椅子を置くスペースよりも浴槽を増やしたい」と考える施設様も多かったのですが、最近では休憩スペースの重要性が広く認知されるようになってきました。

おかげさまで、今では全国各地で趣向を凝らした外気浴環境や、ズラリと並んだ高品質なデッキチェアを目にすることが増えました。これは温浴業界にとって非常に喜ばしい進化ですし、利用者の満足度も確実に底上げされています。しかし、ひとつの大きな課題をクリアすると、また次の新しいステージでの課題が見えてくるものです。

いま、私が各地の現場を回って強く感じている次なる課題があります。あまりにも地味で見落とされがちなのですが、実は顧客満足度に直結する決定的な要素。それは「手桶の不足」です。

サウナ利用者が増え、外気浴チェアが充実したことで、お客様が自分の座る椅子を流す、あるいは使用後に椅子を清めるというマナーが定着してきました。これは素晴らしいことですが、それに伴い、椅子を流すための「水」と、それを運ぶ「手桶」の需要が爆発的に増えているのです。

理想を言えば、各チェアのすぐ近くに散水用のシャワーやホースが設置されているのがベストです。しかし、既存の施設で後から水栓を増設するのは配管工事の面でもコストの面でも、さらにはホースの取り回しの美観や安全性の面でも、なかなかハードルが高いものです。

そうなると、やはり頼りになるのは手桶です。私の感覚では、外気浴チェア2つに対して…

\ この続きは購読者限定 /

続きは日刊アクトパスNEWSで
お読みいただけます

温浴ビジネスの最新ヒントを
毎朝メールでお届けします

\ 7日間の無料お試し購読 実施中 /

詳細・お申込みはこちら →


業界関連トピック

■業界関連トピック
【下呂温泉が舞台の縦型ショートドラマ制作、温泉地の新しいコンテンツ集客】
https://www.aoi-pro.com/jp/news/20260430/69962/
岐阜県下呂市の温泉街を舞台にした縦型ショートドラマ「恋愛温泉」が8月に配信されると発表。撮影見学バスツアーも企画されており、制作・観光・来訪体験を一体化させたコンテンツ戦略となっています。縦型動画×ご当地ドラマという組み合わせは、特に若い世代へ向けた温泉地のコンテンツマーケティングの型として参考になりそうです。

初回50分無料

温浴ビジネスのお悩みを
個別にご相談いただけます

温浴専門のコンサルタントが
オンラインで直接お答えします

オンライン相談を申し込む →