有料メルマガ「日刊アクトパスNEWS」会員の皆様
今日は 2022年2月18日です。
テルマエJAPAN最終日
4日間にわたる#HCJ2022 #国際ホテルレストランショー #テルマエJAPAN も、あっという間に最終日となりました。
たくさんの人と情報に出会うことができ、多くの刺激を受けています。
この大きな展示会全体を見ていてあらためて思うことは、「解決できない経営課題はほとんどない」ということです。
いま日本経済や日本のサービス&ホスピタリティー産業の前には難しい問題がいくつも立ち塞がっているように見えますが、ひとつひとつの問題に対して、何のソリューションも見出だせないということはまずありません。
むしろいくつもの解決方法があると言っても良いでしょう。
それでも経営に苦戦し、廃業をする企業が後を絶たないのは、どうしてなのでしょうか。
それは、
(1)資金繰りの悪化で適切な手が打てなくなってしまう
(2)いくつもの深刻な問題が同時進行し、手の施しようがない
(3)経営者自身が事業存続や発展への意欲を失っている
といったことだと思います。
病気になって死んでいく人間と非常に似ていますが、異なる点は、人は老化や寿命に抗うことはできませんが、企業は上手に時流適応やバトンタッチができれば、いくらでも健全に長寿化できるということです。
企業が病気にならないために大切な心掛けは、基本的には人の身体と一緒。そう考えると、展示会やセミナーで勉強することは、良い刺激になったり、日頃の生活習慣を見直す機会と言えます。
昨日、セミナーの合間に展示ブースを見て回ったのですが、とても面白いと思った中国系企業の展示がありました。
https://www.globalview-technology.com/
「RUN」というホテル向けの自律走行型ロボットなのですが、
・お客様のお出迎え
・お部屋へのご案内
・エレベーターに乗ってフロア移動
・オーターを受けてルームサービスを運ぶ
・自販機でドリンク等を買ってきてくれる
といった仕事ができるそうです。1台の価格がざっと350万円くらいとのことですから、およそ1人分の人件費と言えるでしょう。
上記のような役割は、単なる作業であるとしたらロボットにまかせておけば良いということなのです。
ルンバのようなお掃除ロボットもどんどん出てきていますし、これからは単純作業どころか、それなりに複雑な作業でもロボットがこなせるようになっていくのでしょう。
ロボットでもできるような作業をいつまでも人にやらせ続けているようでは、時代の流れについていけず、老化企業になってしまう、という危機感を感じずにはいられませんでした。
もうひとつは、日本が意識も技術も中国に抜き去られつつあるという…
---------
この記事は会員限定公開となっており、全文は表示されておりません。
メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」をご購読いただくと、毎日全文がメールで届きます。
メールマガジンご購読のご案内はコチラです。
お申込締切は4月28日(木)ですが、定員に達し次第終了とさせていただきます。お早目のお申込をお願いいたします。