株式会社アクトパス|温浴施設・温泉・サウナ事業の専門コンサルティング・プロデュース

温浴施設・温泉・サウナビジネスをトータルサポートするコンサルティング会社。アクトパスは温浴の普及と発展が社会の幸福につながると信じて、これからも温浴ビジネスの発展に尽くしてまいります。

「差別化戦略」の記事一覧

冬至の柚子湯イベント

凡事徹底

なんでもないような当たり前のことを、徹底的に、他の追随を許さないほどに究めることを「凡事徹底」と言いますが、満天の湯のゆず湯はまさにそれです。 満天の湯の久下沼常務に聞いたところ、ニュースが駆け巡った後は平日にも関わらず休日以上の集客となり、たくさんの来館者で賑わったようです。お客様も自分の持ち寄った柚子が世界記録達成に一役買ったのですから、嬉しかっただろうと思います。 大量の柚子を扱うイベントの運営は大変です。しかしかけた手間やコスト以上に大きな成果が上がったことは間違いないでしょう。
タオル掛け

カラン上の最適解

ネットで検索してもカラン回りの画像が出てこないのが残念なのですが、簡単にいうと、各カランとシャワーの上に、「タオル掛け」のような棚があるのです。 ホテルのバスルームのタオルが置いてある棚のようなもの、と言えばイメージしやすいでしょうか。 ただの棚板だと水分がたまってしまう可能性がありますが、タオルが3~4枚かけられるようなポールで組まれた板のない棚なので、仮に多少濡れてもタオル全体が濡れることはありませんし、掃除もしやすそうです。 ポールの間隔もそこまで広くないので、洗面バッグなども安心して置いておけます。
アカスリ

人気(ひとけ)の力

代表の望月はよく「アカスリは見えず隠れずが良い」と言っています。丸見えは微妙かもしれませんが、まったく中の様子が分からないと初めからアカスリを受けるつもりで来館している人以外、「自分も」とはならないのです。 とはいえすべての施設が様子を見せるつくりにはなっていないと思いますので、「やっている感」をいかに出すかが利用を促進するのではと思います。 意識としては「見えず30:隠れず70」くらいのつもりで、積極的に「見せて」いくのです。
御湯神指しベストパワーランド

入浴方法を尖らせる

もしかすると、施設が今のままでも「おすすめの入り方」を尖らせてレクチャーしていけば、楽しいしより快適に入っていただけるかもしれません。 「当店ははじめてですか?」とフロントで聞かれることがありますが、多くの場合は施設のどこに何がある、料金体系はこうなっているといった説明をされることになります。施設側としては親切に説明しているつもりでも、聞かされる側としてはあまり楽しい時間ではありません。 しかし、ここで「はじめての方にはこのような入り方をおすすめしています」とレクチャーが始まったらなんだかワクワクします。
ジートピアウィスキング

グループウィスキングの可能性(2)

このように各方面で良いこと尽くしの特徴を持つウィスキングサービス。 お客様・スタッフ・施設・地域に加え、全国的な普及が達成された暁には、温浴業界も相当に盛り上がっているはずですから「五方良し」と言えるかもしれません。 これからのウィスキング界の成長と進化が非常に楽しみです
船橋ジートピア

グループウィスキングの可能性(1)

ウィスキング導入第1号となったジートピアには通常の大型高温サウナ以外に小規模な低温サウナ室があるので常設が可能でしたが、これからウィスキングのために新たにその環境を作ろうとすれば、スペースや投資の問題が立ち塞がるのです。しかし、その悩みを解決する方法が見つかりました。それが、「グループウィスキング」です。
クリスマスイルミネーション

SNSの未開拓市場

現時点で温浴施設におけるSNS運用の主流はTwitterです。当然ですが、大半の施設が浴室内撮影禁止のため、情報伝達のメイン手段が文字になるからです。Twitterにはサウナファンのユーザー数も多く、他のSNSと比較しても明らかに活性化しているため、Twitterの活用は大前提となります。しかし、今では多くの施設が取り組み始めており、その中で優位性を持つのは大変なことです。 逆に、Tik TokやInstagramのようなビジュアル重視型SNSは、現時点で温浴施設のSNS利用としてはブルーオーシャン状態。
people at theater

ショー的クラシックアウフグース

クラシックアウフグースに近いと感じました。 仰ぐ技術に関しては、ショー的な部分は一切無く、安全性と送風に特化した基本に忠実な仰ぎ方でしたし、注意喚起に関してもモニター映像やアナウンスを駆使して、1~2分と比較的長い時間を割いていました。
天然温泉

天与の資源

天然温泉は、典型的な天与の資源です。日本には2万8千箇所の源泉があると言われますが、湯量・温度・泉質がまったく同じ源泉はひとつとしてないはずです。 その温泉の特徴を最大限に活かすための運用も、本来はひとつひとつ違って当然のはずです。ところが濾過循環、塩素消毒といった画一的な制御技術が普及したために、それぞれの温泉が持つ本来の魅力が分かりにくくなってしまったことが、いま温泉界隈に元気がない状況を招いてしまったのではないかと考えています。