
いまや日本人の消費生活に欠かせない存在となったコンビニエンスストア。私自身、リモートワークで外出しない日が増えたとはいえ、1週間まったくコンビニを利用しないということはありません。
よくあるのが「お気に入りのおにぎりが消えてしまった」という体験です。気に入ってリピートしていたのに、いつの間にかなくなって新商品に入れ替わっている。残念に思いつつも仕方なく新しい商品を試してみたら、また気に入ってしまう。そんなことの繰り返しです。
思い返せば、私が子供の頃のコンビニは今とはずいぶん違っていました。書籍コーナーは縮小され、逆におにぎりやサンドウィッチ、冷凍食品は拡充。ATMや公共料金の支払いといったサービスも増えました。
聞いた話では「コンビニには約3,000点の商品があり、毎週100点の新商品が登場。1年で約7割の商品が入れ替わる」とのこと。小さな売場にありながら、まるで流れるプールのように商品が絶えず入れ替わり、常に新しい利用動機を生み出しているのです。
人はさまざまな理由でコンビニを訪れます。
小腹がすいたからおにぎり、タバコが切れたから、ATMで現金を下ろしたいから、公共料金を払いたいから…。
利用動機が多ければ多いほど、消費者との接点も増えます。
しかし、店舗面積が限られている以上、置ける商品数には上限があります。だからこそ、時間帯や季節ごとに商品を入れ替える。狭いスペースを最大限に活かす高度な仕組みがあるのです。
言い換えれば、もし品揃えを変えずに放置すれば、小さなコンビニはすぐに飽きられ、時代に取り残されてしまうでしょう。
これは温浴施設にもそのまま当てはまります。
浴槽やサウナは…
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